「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
標高800メートルを超える「道の駅 パスカル清見」は、夏でも涼しい車中泊スポット

道の駅 パスカル清見 DATA
道の駅 パスカル清見
〒509-2702
岐阜県高山市大原858-1
☎0576-69-2321
9時~17時
※冬期は10時~16時
無休
標高 810メートル
「道の駅 パスカル清見」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第1回
登録日/1993年4月22日
前身は1991年に開業した「ふるさと公園パスカル清見」で、1993年に道の駅第1号のひとつとして登録された。
「道の駅 パスカル清見」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2022.09.27
2025.04.30
「道の駅 パスカル清見」での現地調査は2025年4月が最新です。
「道の駅 パスカル清見」目次

「道の駅 パスカル清見」のロケーション

出典:せせらぎ街道を愛する会
「道の駅 パスカル清見」は、岐阜県の郡上市と高山市を結ぶ全長約65キロの、通称「飛騨・美濃せせらぎ街道」のほぼ中間に位置している。

出典:岐阜県観光連盟
岐阜県道73号高山清見線・国道257号・国道472号・国道256号から構成される「飛騨・美濃せせらぎ街道」は、「東海北陸自動車道」が「飛騨清見インター」まで延伸するまでは、「郡上八幡・岐阜方面」と「高山市内」を結ぶ主要アクセス道路として利用されていた道だ。

それもあって、路面がしっかり整備され、ヘアピンカーブや信号の少ない「飛騨・美濃せせらぎ街道」は、今ではすっかり東海・北陸・近畿地方に住むライダー御用達のツーリングロードになっている。
ただ車中泊の旅人は、何も一気にこの道を走破する必要はない。

例えば金曜日の夜に家を出て、ETCの深夜割引を得るために「東海北陸自動車道」の「ひるがの高原SA」で前泊して、土曜日は空いている朝から「高山」を観光し、「飛騨・美濃せせらぎ街道」で「道の駅 パスカル清見」まで来て車中泊、そして日曜日は朝から「郡上八幡」を観光して、午後には帰路につく。
とりわけ夏は、標高が800メートルを超える「ひるがの高原SA」と「道の駅 パスカル清見」での車中泊は快適で、この季節のお勧め車中泊旅行コースといえるだろう。
なお、「高山」と「郡上八幡」の見どころは、以下の記事にまとめている。
「道の駅 パスカル清見」の施設

出典:パスカル清見
1991年に「ふるさと公園パスカル清見」として開業し、1993年に道の駅に登録された「道の駅 パスカル清見」は、すぐ裏を馬瀬川が流れる、自然豊かで静かな環境の中にある。

駅舎の裏側は芝生の公園になっていて、川遊びも楽しめる。

航空写真の左奥に見えているのはオートキャンプ場で、その手前に広い芝生の広場と、トイレ付きの駐車場がある。

車中泊禁止というわけではなさそうで、春はお花見に最適だ。
ちなみに写真を撮ったのは4月26日。標高の高いこの道の駅では、平地より約1ヶ月遅れで桜が咲く。

ただ、このトイレは夜間閉鎖されるので車中泊には適していない。残念ではあるものの、賢明な措置のようにも思えた。

「道の駅 パスカル清見」の駐車場は全体的にフラットで、車中泊に支障はない。
また24時間トイレは駅舎と別棟になっており、上の写真の左が24時間トイレで、右が売店・レストランの入った駅舎になる。

トイレの中はウォシュレットに改修済み。

こちらが、売店とレストランのある駅舎になる。

ドアを開けると、正面に休憩スペースを兼ねたエントランスがあり、左側がレストランで、右側に売店がある。

売店は雑貨屋さんのようで、ワクワク感に満ちていた。

レストランのメニューは見やすく、よく見ると値段もリーズナブルだ。
メニューの詳細はこちら。
欲をいえば、中間にあるので、高山の「さるぼぼ」を置くなら、郡上八幡のリアルな「食品サンプル」のオブジェくらいは欲しかったな(笑)。
最後に。
駅名の「パスカル」は、「パストラル(牧歌的)」と「カルチャー(文化)」を組み合わせた造語とのこと。
清見町には何件か牧場があり、「ふるさと公園パスカル清見」ができた当時は、牛が飼われていたのかもしれないが、今はそういう雰囲気は感じられず…
加えて、ここで云う「カルチャー(文化)」とは何を指しているのだろう。
ホームページを見ても、それらしい記載はなく、今の実態とマッチしているようには思えなかった。
「道の駅 パスカル清見」の車中泊好適度チェック!
「道の駅 パスカル清見」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:屋外にあって24時間利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上

せっかく置くなら、燃えるゴミ用はもう少し口を大きくしてほしいもの。
重ための蓋付きタイプにすれば、熊さん以外から被害に遭うことはないのでは?
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 パスカル清見」の最寄りの温泉&周辺買い物施設

明宝温泉 湯星館
※道の駅から約5.4キロ・クルマで10分
☎0575-87-2080
おとな800円
10時〜 21時(受付最終20時30分)
水曜 定休
コンビニ
ローソンまで約25キロ
スーパーマーケット
「スーパーマーケットバロー萩原店」まで約25キロ
買い物施設は近くにないので、食事は持ち込むか、明宝温泉の食堂(LO/18時)で。道の駅のレストランは15時で閉店する。
「道の駅 パスカル清見」のアクセスマップ
高山 車中泊旅行ガイド

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