杖立て温泉「米屋別荘」 中高年の日帰り入湯レポート

米屋別荘秘湯・名湯
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「米屋別荘」の元湯「長寿霊泉」は、得も云われぬ開放感に満ちていた。

天保14年に創業した米屋の別邸として創られた「米屋別荘」の現在は、自ら包丁を握る七代目店主が「和風オーベルジュ」をコンセプトに掲げている宿で、どちらかというとグルメの世界で有名らしい。

米屋別荘

ただし、殿と姫に別れた「長寿霊泉」のある「温泉館」は独立していて、日帰りでも気兼ねすることなく楽しむことができる。

なお温泉本や他のサイトで紹介されている「不老長屋」と呼ばれる5つの貸切露天風呂は、宿泊客は自由に利用できるが、日帰り客は別途料金が発生する。

筆者が入ったのは「長寿霊泉」の男湯。当たり前だな(笑)。

米屋別荘

まずはここで体を清めて、露天風呂へ。

米屋別荘

「長壽冷泉」は、かつて混浴だったようだが、現在は男女別に仕切られており、この打たせ湯は男性側にある。

これがまさに「得も云えぬ」(笑)。

ついつい時間を忘れて長湯をしてしまい、家内をずいぶん待たせてしまった。

米屋別荘

露天風呂に続いている建物は、地元の人が風邪をひいた際に、喉を潤すために入るという「むし湯」。早い話が温泉の蒸気を利用した天然のサウナだが、筆者は「サウナ」が苦手なので、中には入っていない。

杖立てプリン

家内には、待たせたお詫びに噂の「杖立てプリン」をご馳走。これはセットでぜひ!といえる美味しさだった。

米屋別荘

米屋別荘
☎0967-48-0507
ひとり600円
8時~18時(閉館19時)・不定休 (年2回点検期間休)
駐車場 15台(無料)

「米屋別荘」は2020年の夏に発生した洪水と土砂崩れで被災しており、2020年12月現在、日帰り温泉は利用できるが、宿の方は再建中のようだ。

たまたま被災当時の映像が見つかったので、参考までに掲載しておこう。復興状況等、最新の情報はオフィシャルサイトで確認を。

「米屋別荘」のアクセスマップ

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