車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年11月現在の丹後・宮津にある名爆「金引の滝」のマイカーアクセスについての解説です。
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この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の紹介です。
~ここから本編が始まります。~
「金引の滝」は素晴らしいが、道中は電動アシストなしのレンタサイクルで行くのはハード。また大型のキャンピングカーも対向は困難。
「金引の滝」DATA
金引の滝
〒626-0034
京都府宮津市滝馬
現地電話なし
トイレ・無料駐車場(普通車10台)あり
※繁忙期は駐車場料金が必要
24時間出入り可能
「金引の滝」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2023.11.04
※「金引の滝」での現地調査は2023年11月が最新です。
「金引の滝」アクセス&駐車場情報

「金引の滝」の概要
宮津市の「道の駅 海の京都 宮津」から約2キロの山中にある「金引の滝」は、京都府下で唯一の「日本の滝百選」に選ばれている名瀑だ。
主瀑は花崗岩の岩壁を流れるこの分岐瀑で、高さ約40メートル、幅約20メートルの広い岩盤を涼やかに流れ落ちる。
なお「金引の滝」は、下流の「臥龍(がりゅう)の滝」と、「白竜の滝」の3滝を合わせた総称になる。
いずれにしても滝つぼがなく、すぐ近くまで近づけることから、夏場は涼を求める多くの人で賑わうようだ。
「金引の滝」のロケーション
ところで。
名爆といえば、アップダウンの多い山道をけっこう歩かされた末に、ようやく辿り着くようなイメージが強いと思う。
だが「金引の滝」は駐車場から徒歩5分ほどのところにあり、滝までの道もよく整備されているので、”到着してしまえば”もう苦労はない。
約10台が駐められる「金引の滝」の駐車場。普段は無料だが、夏休みやイベント時には有料になるとのことで、行く場合は事前に道の駅などの観光案内所で確認してからのほうがいい。
駐車場から滝道に入るところには、キレイなトイレもある。
しかもウォシュレットまで完備しているから驚きだ。
こうなると車中泊もできなくはないと思うが、駐車場にはかなりの傾斜があるし、まずここには夜になると人は来ないと思う。
それより、問題はその手前の道だ。
前述したように、「金引の滝」は「道の駅 海の京都 宮津」からわずか約2キロしか離れていない、宮津市郊外の住宅地を超えた山の中にあるのだが、手前の500メートルは道幅がご覧のように狭く、対向ができない箇所が連続する。
幸い、いたるところに案内表示があるので迷うことはないが、人が活動する時間帯はかなり走りづらいと思う。
ゆえにクルマで行くなら早朝がいいが、平日は地元の人の通勤時間と重ならないようにしないと、逆に迷惑をかけることになるので気をつけよう。
加えて、行きはずっと登りが続く。
それが理由で、「金引の滝」の紹介サイトには、レンタサイクルの利用を勧めているところが多いと思うのだが、若い人は乗り切れても、中高年はここだけで1日のエネルギーを使い切ってしまうことになりかねない(笑)。
幸いなことに「道の駅 海の京都 宮津」には、電動アシスト付きのレンタサイクルがあるにはある。
ただし2時間1500円で、3台しかなく予約が必要だ。
「金引の滝」のアクセスマップ
舞鶴&丹後半島 車中泊旅行ガイド
※以下の記事はすべて広告・外部リンクではなく、オリジナルの書き下ろしです。
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