黒部ダム行きの扇沢駅 マイカーアクセス&車中泊ガイド

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この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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黒部ダムの見学は、長野県側の扇沢から往復するのがベスト。

黒部ダム行きの扇沢駅 マイカーアクセス&車中泊ガイド【目次】

黒部ダムへのアクセスルート

連休や夏休みに行くなら、扇沢での車中泊がお勧め!

扇沢の駐車場事情

周辺の車中泊スポット

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黒部ダムへのアクセスルート

まだ黒部ダムに行ったことがない人には、意味がよくわからないと思うので、まずはこの話から始めよう。

黒部ダムは、富山県の立山と長野県の扇沢を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の途中にあり、どちらからでもアクセスできる。

ただし「立山黒部アルペンルート」はマイカーで通ることができないので、上のマップに書かれた、ケーブルカーやバスなどを細かく乗り継いで行かなければならない。

車中泊旅行者のようにマイカーがある場合、立山駅から黒部ダムまで行くと、往復するだけで、空いていても3時間や4時間はかかり、連休や夏休みともなれば、乗り換えのたびに順番待ちの行列に並ばされる。

立山駅には、自分たちがアルペンルートを通っている間に、マイカーを扇沢まで回送してくれるサービスがあるが、7人乗りのミニバンでも3万円を超える。

とはいえ「立山黒部アルペンルート」の主な見どころは、雪の大谷で有名な「室堂」と「黒部ダム」だ。

ゆえに全行程を制覇することにこだわらないのなら、「室堂」には立山駅から、「黒部ダム」には扇沢からアクセスするのが合理的といえるだろう。

そもそも日本が世界に誇る黒部ダムは、その歴史や建設エピソードを知って出向けば、十分な時間が過ごせるだけの見どころを秘めている。ゆえに、駆け足で記念撮影だけしてトンボ返りするのは大人げない。

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連休や夏休みに行くなら、扇沢での車中泊がお勧め!

さて。ここからは長県側のアルペンルートの玄関「扇沢駅」の駐車場情報と、周辺の車中泊事情について紹介しよう。

扇沢の駐車場

出典:立山黒部アルペンルート 公式サイト

このマップの通り、扇沢駅には第1~第4までの有料駐車場と、その下に無料の大町市営駐車場がある。

だが、それでも大型連休や夏休みは10時には満車となり、扇沢手前8キロの臨時駐車場に誘導される。そこから無料シャトルバスで扇沢へ送迎してもらえるが、駐車場整備協力金として1台500円が徴収される。ゆえに前日の夕方に到着して、そのまま車中泊するほうが確実だ。

有料駐車場は舗装されていてトイレに近い。ただし、12時間まで1000円(超過12時間まで1000円)の料金が発生する。

実際に黒部ダムまで行けば、都合2000円になるだろう。

そこでお勧めなのは、この大町市市営駐車場だ。

未舗装ではあるが、無料というのはありがたい。ただし、一番最初に現れるので入口を見落とさないようにしよう。

グーグルナビに早変わり!
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周辺の車中泊スポット

最寄りと云える道の駅は、「安曇野松川」「白馬」「ぽかぽかランド美麻」の3つ。

いずれもクルマで約40分ほどのところにある。

ちなみに黒部ダム行きのバスは、朝6時30分が始発で、以降30分毎に出ている。

早起きに自信があるなら、気に入った道の駅で寝て、大町市市営駐車場にクルマを置いて出かけるのがベストだろう。

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