25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「まきのさんの道の駅・佐川」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
~ここから本編が始まります。~
「まきのさんの道の駅・佐川」は、駐車場全体に傾斜があるため、車中泊に適している場所は”ほんのわずか”。

まきのさんの道の駅・佐川 DATA
まきのさんの道の駅・佐川
〒789-1204
高知県高岡郡佐川町加茂2711-1
☎0120-117-188
8時~18時(12月・1月は8時〜17時)
1月1日・2日以外は無休
「まきのさんの道の駅・佐川」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第58回
登録日/2023年2月28日
開駅日/2023年6月25日
「まきのさんの道の駅・佐川」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2024.11.23
※「まきのさんの道の駅・佐川」での現地調査は2024年11月が最新です。
まきのさんの道の駅・佐川
「まきのさんの道の駅・佐川」のロケーション

高知城から約24キロ・クルマで40分ほどのところにオープンした「まきのさんの道の駅・佐川」は、江戸時代に開けた土佐藩の筆頭家老「深尾家」の城下町で、伝統的な商家住宅や酒蔵などが残る、古い町並みの郊外にある。

といっても…
できて早々にこの真新しい道の駅を訪れる観光客の”お目当て”は、その奥ゆかしい景観ではなさそうだ(笑)。

駅名の「まきのさん」は、2023年4月3日から9月29日に放送された、NHKの連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなった、佐川町出身の世界的な植物学者「牧野富太郎」氏のこと。

出典:NHK
筆者はドラマで主役の万太郎役をつとめた「神木隆之介」君はどっちでもよかったが、その妻・寿恵子を演じた「浜辺美波」ちゃんが可愛すぎて、旅先でも欠かさず毎日見ていた(笑)。
もっとも佐川町は、万太郎が若い頃に東京に出ていく前半までの舞台でしかなく、ドラマのメインとなるロケ地は東京なのだが、おばあちゃん役の「松坂慶子」や姉役の「佐久間由衣」らが、代々続く酒蔵「峰屋」を賢明に守り営む姿は、記憶に深く刻まれている。
その意味からすると「まきのさんの道の駅・佐川」は、PR上手な高知県らしい、”会心のタイミング”でオープンを迎えたに違いない。してやったり!ですな。
さて。

「らんまん」には関係なく、「まきのさんの道の駅・佐川」が、高知市内から40分ほどのところにできたことから、その車中泊事情が知りたくて当サイトに来られた方のために、先に結論から云うと、
この道の駅の駐車場の傾斜は、高知城から約15キロ・クルマで30分ほどのところにある「道の駅 南国風良里」より酷い。

写真は実態に近い傾斜だと思うが、これがずっと駐車場の果てまで続いているため、平坦と呼べる場所はほとんどない。
車中泊には、第二駐車場がある「道の駅 南国風良里」のほうがまだ適している。
また土佐方面を目指すなら、同じく駐車場の中に傾斜している場所があるとはいえ、約19キロ・30分ほど離れた「道の駅 かわうその里すさき」のほうがいいと思う。
その場合は、通り道に700円で日帰り入浴ができる「そうだ山温泉 和」がある(詳細は後述)ので、先に入浴を済ませて行くといいだろう。
「まきのさんの道の駅・佐川」を紹介する、ブログや動画は星の数ほどある。
だがそのタイトルに「車中泊」という言葉をつけるのなら、せめてこのくらいの情報は載せていないと「お話にならない」。
そう感じている車中泊の旅人は、筆者だけじゃないのでは…
「まきのさんの道の駅・佐川」の施設

出典:まきのさんの道の駅・佐川
これが「まきのさんの道の駅・佐川」のレイアウト図だが、最初に駐車場とトイレについて説明しよう。

写真はイラスト図に❷と記した「佐川おもちゃ美術館」に近い駐車場の様子で、本当にこのくらいは傾いている。

❶の24時間トイレは、駅舎からはかなり離れた場所にある。

中はもちろんウォシュレット。
それよりも、右に見える数台のクルマにご注目を。

この『たった6台だけが停められるスペース』が、「まきのさんの道の駅・佐川」で唯一フラットと呼べる”車中泊の特等席”だ。
そのことは事前に知らなくても、よほどのビギナーでなければ現地で気がつく。
だが、規模が大きく時間が潰せる「まきのさんの道の駅・佐川」だけに、間違いなくここには先客がいるはずだ。
たとえそれが午前中でもね。
ちなみにこの写真を撮影したのは午前9時8分。普通なら前泊した人はもう次の目的地に出発している時刻だ。
そもそも、駐車場の中のこんな辺鄙な場所に、わざわざクルマを停める人間は、従業員か車中泊をする人しか考えられない…
なお、ここからは「さかわぐるぐるバス」という路線バスも出ていて、古い町並みにクルマを置いて出かけることもできる。
そのくらいのことは調べてくるのが、車中泊旅のベテランって奴だ(笑)。
さて、ここからは物販飲食の話になる。
ただそれは、車中泊に関係なく数多の人が発信している情報なので、当サイトではささっと済まそう(笑)。

「まきのさんの道の駅・佐川」の公式サイトには、そのコンセプトについて以下のように記されている。
佐川町と仁淀川流域の「ごちそう」が集う道の駅
仁淀川流域の新鮮な野菜などが並ぶ産直市や、地場産品・地酒をとりそろえた土産店、地元食材を使ったバウムクーヘンを製造・販売するショップやレストラン・ベーカリーを備えた「ごちそう」が一挙に集う道の駅です。
たしかにすごいボリュームだ。
そんな中で筆者の目に留まったのは、佐川町の地酒「司牡丹」のコーナーだった。

「司牡丹酒造」は、江戸幕府と同じ1603年(慶長8年)から、佐川の地で酒造りを営んできた土佐の名門酒蔵だ。
それもあって、「らんまん」に出てくる「槙野万太郎」の実家「峰屋」を、この「司牡丹」の屋号だった「黒金屋」と勘違いしている人がいるが、それは間違い。

史実の「牧野富太郎」の実家は「岸屋」で、ドラマ通り明治時代に破産し、酒蔵は人手に渡ったあと、「司牡丹酒造」に譲られた。ちなみに「峰屋」の銘酒「峰乃月」も実在したお酒ではない。
ひょんなことで有名になった「司牡丹」だが、知っておきたい実話はこちら。

「司牡丹酒造」は「黒金屋」の時代から、「坂本龍馬」の実家の本家「才谷屋」との交流記録が残るほど、浅からぬ関係にあったという。
でないと、この広告ポスターは作れないだろうね(笑)。
ちなみに「龍馬」が「司牡丹」を飲んでいたという話は、「司馬遼太郎」の「竜馬がゆく」で描かれ有名になった。

そんなわけで高知に来たら、「司牡丹」で車中泊の晩酌をするのが、「龍馬」フリークの筆者の楽しみのひとつになっている。

それ以外でいいなと思ったのは、「牧野富太郎」の本が自由に見られるイートインスペースだ。
こういうブースがあってこそ、「まきのさんの道の駅」といえる。
いずれにしても…
ここには「らんまん」を見てからいくほうがきっと楽しい。
ただ何しろ長いので、簡単に再放送を見るというわけにはいかないだけに、触りだけ、ちょこっとご覧いただこう。
また見ていた方は、道の駅の近くに生家を改修した「牧野富太郎ふるさと館」や子供の頃に通っていた「名教館」、さらには「牧野公園」と「司牡丹ギャラリー」などもあるので、あわせて周る時間を予定して行くといい。

近くには、トイレ付きの無料の駐車場も用意されている。

詳細はこちらで。
「まきのさんの道の駅・佐川」の車中泊好適度
「まきのさんの道の駅・佐川」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:館内にあり営業中に使用可。
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機横に設置。

近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「まきのさんの道の駅・佐川」の最寄りの温泉&周辺の買い物施設
そうだ山温泉 和
道の駅から約15キロ・25分
☎0889-45-0055
おとな700円
9時~21時(受付最終20時30分)
不定休
※高知市内から来る場合は、市内で先に入浴を済ませて来る方がいい。
コンビニ
ローソンまで約1.2キロ。
スーパーマーケット
「マルナカ 佐川店」まで約2.5キロ。
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