25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 四万十大正」の車中泊に関する情報です。
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~ここから本編が始まります。~
トイレが新しく生まれ変わった「道の駅 四万十大正」は、四万十川べりに建つ穴場の車中泊スポット

道の駅 四万十大正 DATA
道の駅 四万十大正
公式サイトなし
〒786-0301
高知県高岡郡四万十町大正16-2
☎0880-27-0088
売店:8時30分~17時(10月~3月は~16時)
食事:11時~15時
情報館:10時~16時
毎月第1月曜 定休
「道の駅 四万十大正」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第1回
登録日/1993年4月22日
トイレは2021年5月にリニューアル
「道の駅 四万十大正」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2011.05.03
2015.22.30
2024.11.24
※「道の駅 四万十大正」での現地調査は2024年11月が最新です。
道の駅 四万十大正
「道の駅 四万十大正」のロケーション

「道の駅 四万十大正」は、四万十川流域をもっとも快適にドライブできる、国道381号に面した古くからある施設で、窪川方面から来ると、ここが最初の道の駅になる。
そのため筆者のように10年以上も前から四万十川にリピートしている旅人なら、たぶん知らない人はいないと思う。
なのになぜ「穴場」と書くのか…

理由は明快で、かつての「道の駅 四万十大正」は、トイレは古いし、駅舎は小さくて活気はないしで、旅人から相手にされていないような施設だったからだ。
そもそも「道の駅 四万十大正」は、1993年4月の「道の駅第1回登録日」に認定された、全国にある103ヶ所の道の駅のひとつで、いわゆる「日本で最初の道の駅」だが、未だに全改装の話は聞かない。

同じ国道381号沿いに垢抜けした「道の駅 四万十とおわ」ができ、さらに国道441号との交差点付近に「道の駅 よって西土佐」ができて以降、たぶんリピーターたちは車中泊はおろか、久しく立ち寄ってもいないと思う(笑)。
しかし、そんな過去を知らない最近の車中泊旅行者たちは、トイレがキレイになった現在の「道の駅 四万十大正」を、けっこう好意的に紹介している。
つまり「道の駅 四万十大正」の認識には”世代間ギャップ”があり、今はベテランほど気づいていない、「穴場」の車中泊スポットになっているというわけだ。

付近にある見どころは、向かいにある「四万十ヤイロチョウの森ネイチャーセンター」だ。ここでは高知県の県鳥であるヤイロチョウのほか、様々な野鳥について学ぶことができる。

出典:生態系トラスト協会
ヤイロチョウは体長20センチほどの美しい野鳥で、環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧1B類に指定されている。
5月から9月に子育てをするため、ボルネオ島や台湾から高知県に渡ってくるが、野生ではめったに見ることができない幻の鳥とも云われていて、筆者もまだお目にかかったことがない。

また、酒好きなら誰もが一度はその名を耳にしたことがあるであろう、栗焼酎「ダバダ火振り」の酒蔵「無手無冠」も、「道の駅 四万十大正」から2キロほどのところにある。
「道の駅 四万十大正」の施設

「道の駅 四万十大正」は、国道381号と「四万十川」に挟まれた「うなぎの寝床」のような敷地に作られている。

こちらが航空写真で、細長く広がって見える駐車場。

そしてこちらが駅舎側で、クルマは10台ほど停められる。駐車場はいずれも概ねフラットで車中泊に支障はない。
そして左の大きな建物が、新しく作られた24時間トイレだ。

もちろん中にはウォシュレットがある。

「道の駅 四万十大正」の物販飲食施設が、こちらの「であいの里」。

小さいながらも土産品を揃えている。

もちろん地元の地酒「ダバダ火振」も。
ここは筆者が周った高知の道の駅で、一升瓶がいちばん安かった!
「であいの里」では食事もできるが、人気のメニューはこの2つのようだ。

まずは30食限定の「大正鍋焼きラーメン」から。
「鍋焼きラーメン」は高知県の「須崎」が発祥の地とされる高知のソウルフードだが、この「大正鍋焼きラーメン」も「須崎」を手本に「親鳥」「ちくわ」を加え、そこへ四万十町で採れた山菜をトッピングしている。
筆者は、特に弾力があって歯応え抜群の「椎茸」がうまかった。
いっぽうスープは、「鶏ガラ」と「いりこ(カツオかも?)のダシが効いた醤油ベースで、あっさり味。
麺はツルツル・シコシコしており、アツアツでも食べやすい細麺になっている。
筆者は11時の開店早々に注文したが、後から来る人が口を揃えて注文していたので、昼過ぎには売り切れになったと思う(笑)。
「食べログ」か何かで、高い評価を得ているのかもしれないね。

そしてもうひとつが、「うなぎの石焼きまぜご飯」。
石焼容器の中にご飯と「うなぎ」「高菜」「山椒」「海苔」が入っており、それに小皿の「わさび」と湯飲みで提供される「昆布茶」を入れて食べるのが基本らしい。
筆者は「ひつまぶし」みたいに、①そのまま②プラスわさび③昆布茶づけの順番に頂いたが、②がいちばん良かったかな。

「うなぎ」は5切れほどと少なかったが、蒸していない関西風の蒲焼きで歯応えがよく、美味しかった。
値段からすると養殖だと思うが、逆に天然だったら、こういう食べ方より、素直に「白焼き」か「うな重」にしていただくと思う(笑)。
その気になるお会計がこちら。

夫婦でこれが2000円ほど食べられれば、それなりに満足感はあるが、食事は昼間のみなので車中泊をすると味わえない(笑)。

ちなみに「であいの里」には、四万十川を見下ろせるデッキテラス席もある。

すぐ横からこの階段を降りれば、河原に出ることも可能だ。

さらに「道の駅四万十大正」には、「情報館」の前に水道付きの東屋がある。
これは「お遍路さん」を意識してのものだと思うが、車中泊の旅人も使えるのはありがたい。
まあ、このあたりが若者に受けているのだと思うが、結論として…
「道の駅四万十大正」での車中泊で引っかかるのは、やはり入浴だ。
筆者なら、最寄りである「清流四万十の里 十和温泉」まで行くのなら、そこから1.4キロしかない「道の駅 四万十とうわ」で泊まろうということになる。
「道の駅 四万十大正」の車中泊好適度
「道の駅 四万十大正」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:「であいの里」の中にあり営業時間に利用可。
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機横に設置。

あると云っても、なかなか使いづらい環境だ(笑)。ただ周りの道の駅は、どこも可燃物用のゴミ箱を屋外に置いているので、ここで捨てられなくてもそうは困らないだろう。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 四万十大正」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
清流四万十の里 十和温泉
約18キロ・クルマで20分ほど
☎0880-28-4811
大人700円
12時~19時
月曜定休
20キロ圏内にコンビニは見当たらない。
スーパーマーケットは、約6キロのところに「ショッピングみたに」がある。
「道の駅 四万十大正」のアクセスマップ
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