車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年10月現在の串本・潮岬・大島の見どころと、お勧めの車中泊スポットに関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の紹介です。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
~ここから本編が始まります。~
紀伊半島の最南端に位置する串本の魅力は、「南紀熊野ジオパーク」に凝縮された海の絶景。
「串本」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2008.10.12
2010.01.17
2012.10.07
2018.12.29
2021.02.11
2023.02.17
2023.07.12
※「串本」での現地調査は2023年7月が最新になります。
串本・潮岬・大島の見どころとお勧め車中泊スポット
「串本」のロケーション
感動の青い世界「串本海中公園」,弘法大師伝説が残る奇勝「橋杭岩」,地球は丸いと実感「潮岬」,潮岬灯台から海を一望「潮岬灯台」,トルコ軍艦遭難の悲劇を記録する「トルコ記念館」,日本最古の石造灯台「樫野埼灯台」など、
「串本」の見どころ
串本海中公園
サンゴが広がる熱帯的景観を温帯の海で見られる世界でも珍しい場所。水族館ではその美しく豊かな景観を再現しており、海中展望塔や海中観光船からは実際の海中世界を楽しめる。毎日開催しているウミガメのエサやり体験も人気だ。
橋杭岩
串本の町から対岸の大島に向かって大小40余りの岩が整然と並び、弘法大師と天の邪鬼が橋を架ける競争をしたという伝説も残る。朝日の美しさでも知られる。名勝・天然記念物。
「潮岬」の見どころ
潮岬
北緯33度25分59秒、東経135度45分45秒、本州最南端に位置する岬。岬の南西端に建つ潮岬灯台や望楼の芝生を見下ろす潮岬観光タワーからは、さえぎるもののない紺碧の太平洋が見晴らせる。
潮岬灯台
本州最南端の潮岬に立つ高さ18mの白亜の灯台。明治3(1870)年に点灯、以後熊野灘を見守っている。灯台の上からは大海原が広がる雄大な景色を望むことができる。
「大島」の見どころ
トルコ記念館
明治23(1890)年、トルコ皇帝の特使を乗せた軍艦エルトゥールル号は東京からの帰路に樫野崎で遭難、乗組員587人が犠牲になった。その翌年、慰霊のための記念碑が建てられ、隣接のトルコ記念館には、エルトゥールル号の模型や遺品、写真など貴重な資料が展示されている。
樫野埼灯台
紀伊大島の東端に立ち、明治3(1870)年に点灯された日本最古の石造灯台。無人になっていて内部見学はできないが、周辺には冬になれば水仙が群生し、毎年甘い香りを漂わせている。
海金剛
高さ50mの切り立った断崖が海に垂直に落ち込み、岩礁に波が砕けるさまは迫力満点。日米修交記念館横の遊歩道をたどって行く、タカノ巣展望台からの眺めが最高。
串本・潮岬・大島の見どころとお勧め車中泊スポット
和歌山・南紀 車中泊旅行ガイド
※記事はすべて外部リンクではなく、オリジナルの書き下ろしです。