日光東照宮周辺の車中泊事情

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日光東照宮
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

道の駅頼みは危険。
代替えの車中泊スポットを覚えておいて損はない!

まずはそれを数字で説明しよう。日光東照宮の2018年の参拝者数は約267万人。

もちろん大半は観光バスでやってくる団体客だと思うが、仮に10人にひとりが車中泊客とすると、その数は27万人。さらに1台のクルマに1.5人が乗っているとすれば、クルマの数は18万台。
実に1日平均で約500台が「日光山内で車中泊」をしていることになる。

道の駅日光

道の駅日光

それに対し、道の駅日光の収容台数は普通車52台しかない。公式サイトには71台と記されているが、それは夜間閉鎖される第2駐車場込みの数字で、実質的にはそれから隣接するコンビニ前の区画を差し引いた45台ほどになる。

単純計算でも競争率は10倍。しかも「平均」でだ。状況は想像できると思うが、詳細は以下のページにまとめている。

これで冒頭のキャッチフレーズの意味がご理解いただけたと思う。

ここからは、道の駅の代替えスポットとなる車中泊地を紹介していこう。

日光口PA

日光口PA 下り

いちばん無難なのは、日光宇都宮道路の日光口PAだろう。

有料道路のPAだが、通行料100円で利用できる。写真は下り(日光方面行き)の施設で、道の駅に行ったが満車だった場合に移動するといい。道の駅からは5キロ弱。10分もかからない。ただしトイレ前の区画は傾斜がきついので、車中泊には写真の手前側がお勧めだ。

もちろん上り側にもあるので、日光東照宮参拝後に、道の駅が満車と予想される場合は、そこまで行く前にこちらを利用することも可能だ。傾斜は下りに比べると多少はマシ。ただしこのPAには上下ともにゴミ箱はない。

日光だいや川公園オートキャンプ場

だいや川オートキャンプ場

日光街道沿いにある公園に併設する高規格オートキャンプ場。電源サイトがあるので、サブバッテリーの重電が必要な人はここを利用するといい。区画電源サイトは林間で、広さも十分。管理棟を含めて施設は充実している。

だいや川オートキャンプ場 サイト

見逃せないメリットは「予約」ができること。
大混雑が予測される紅葉シーズンなどは、多少費用がかかっても、車中泊地を確保できるオートキャンプ場の存在はありがたい。なかなか行くことのできない遠方からの旅行者には特にお勧めする。

だいや川オートキャンプ場のフリーサイト

なお、電気が要らない人には、料金の安いフリーサイトもある。

だいや川オートキャンプ場

杉並木公園

ここから先は「穴場」だが、それだけに驚くようなマナーの車中泊旅行者が居ても筆者は知らない(笑)。

杉並木公園

日光街道沿いにある公園の無料駐車場で、東武日光線・上今市駅の近くにある。幹線道路に面しているので静かではなさそうだが、ここには他にはない魅力がある。

杉並木公園 並木道

杉並木公園は日光杉並木街道の保護と、地域の文化継承のために整備された公園で、駐車場の裏には写真のような杉並木が通っているが、自動車は通れず、日光だいや川公園と通じている。

朝ペットを連れて散歩がしたい人には、なかなか良さそうなロケーションだ。

杉並木公園 トイレ

ただしトイレは老朽化しており、キレイとはいえない。

グーグルナビに早変わり!
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かたくりの湯

かたくりの湯 駐車場

正確には、道の駅日光から約10キロのところにある「日光市温泉保養センターかたくりの湯(0288-21-8671)」に隣接した未舗装の広場。

舗装された温泉の駐車場は建物の前にあるが、車中泊をするなら一段下になるこの場所の方が無難だ。

かたくりの湯-野外トイレ

野外トイレと水場があり、車上生活者まがいの旅行者が好んで選ぶ環境(笑)。

かたくりの湯

温泉はこの中にあるが、お湯は循環でややカルキ臭かった。同じ料金を支払うなら、温泉施設としては同じ市営の「やしおの湯」のほうがいい。

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