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冬の上高地の車中泊事情

車中泊
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

お勧めは、平湯バスターミナルからのアプローチ

冬の上高地へのアクセス方法

マイカーで行く場合は、クルマを長野県側の沢渡にある「松本市営第二駐車場」か、岐阜県側の「平湯バスターミナル」に置き、路線バスかタクシーで釜トンネルまで行くことになる。

釜トンネルから河童橋までの往復は約6時間。関西や関東から行くなら、通常はどこかで宿泊が必要だ。

厳冬期であることと、公共交通機関の利用者が少ない時期であることを考慮すれば、近くの宿泊施設を利用するのがいちばん安心。

一部のペンションでは、ほぼ希望の時間に送迎してもらうことも可能だ。

だが、ツアーに参加するのはいいが、写真を撮りながら歩くと、どうしても遅れがちになり、他の参加者の迷惑になりやすい。
撮影が目的なら、まずは気候の良いシーズンに何度か上高地に足を運び、あらかたの地理と距離感を把握してから、フリーで冬の上高地へ入るほうがいい。

冬の上高地の車中泊事情

車中泊をする場合は、入浴や食事などの利便性を考えると、岐阜県側の「平湯バスターミナル(アルプス街道平湯)」の利用がお勧めだ(冬季の車中泊は可能だが、一応、許可を受けた方が安心)。

ちなみに「あかんだな駐車場」は、この時期は終日閉鎖している。

※2016年2月 更新

以前は平湯バスターミナルの駐車場にあるトイレが、冬季も24時間利用できたが、この時は閉鎖されていた。

そのため、代わりにバスターミナルの中のトイレが、夜は10時頃まで、朝は7時前から利用できるようにしてあった。ただこれは修理等による暫定処置だったかもしれない。

またかつては、平湯観光案内所の隣にあるタクシー乗り場に、冬季も待機車がいたが、現在はいない。

そのため平湯からのタクシー利用には高額な配車料金が発生するため、事実上利用できないのと同じだ。

この時期に平湯から上高地に行くには、「平湯バスターミナル」から松本行きの路線バス(中の湯で下車・料金は片道560円)に乗るのがいい。ただし、始発は8時50分。また帰りは3時20分に乗車しないと、次は最終の18時20分まで便はない。
いっぽう長野県側の沢渡地区では、足湯のある「松本市営第二駐車場」が、冬の間無料解放される。

2月でも足湯が利用可能だったのには驚いたが、周囲は除雪はされていない。

宿泊施設「しおり絵」側の雪は片付けられているが、そこからトイレまではけっこう距離がある。

なお、沢渡はタクシーが新島々駅から配送されるので、友人と相乗りするなら、さほど高くつかないだろう。

タクシーの利点は、現地の滞在時間が自由であることだが、帰りのピックアップの予約を忘れないようにしておこう

下車する際におおよその帰還時刻を伝え、上高地側の釜トンネルに入る前に確認の電話入れるのがセオリーだ。

新島々駅前アルピコタクシー営業所
電話での予約は0263-27-8191

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