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ディスカバー「上高地」

ネイチャーフィールド
正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

春夏秋冬の上高地を見続けて20余年…。

最初に断っておくが、こんな内容の上高地ガイドは、他を探してもまず見つからないと思う(笑)。

斜め読みすれば破天荒に感じるかもしれないが、順を追ってご覧いただければ、間違いなく「本当の上高地の魅力」に貴殿を導く自信がある。

1997年の夏に初めて上高地を訪ねて以来、既に20余年の歳月が過ぎたわけだが、筆者は今もなお上高地に足を運ぶ、「筋金入りのリピーター」だ(笑)。

もちろん回数では、地元のガイドには敵わない。

だが筆者は、プロの旅行ライターとして、通算20回を超える北海道をはじめ、日本全国の観光地を10年以上かけてめぐっており、「他と比較した上高地の魅力」を「(車中泊)旅行者の目線」から発信することができる。

そこでまずは、そんな筆者がなぜ上高地フリークになってしまったのか…という話から始めたい。
オートパッカーの原点は、上高地トレッキング
上高地との出会いのエピソードと、これまで訪ねた軌跡を収録しています。

上高地最大の魅力は、苦労することなく手付かずの自然に出会えること

もともと上高地は、北アルプスの穂高連峰や槍ヶ岳に向かう登山口として開らかれた場所で、夏山シーズンには多くの登山客が訪れる。

つまり今も昔も、登山客にとっての上高地は、「出発点」ではあっても「目的地」ではない。

それがどういうことかは、槍ヶ岳のテッペンまで行かなくても、上高地から先の「ちょっとハードな山歩き」を体験すればすぐにわかる。
上高地 キャンプ&トレッキングガイド
上高地から先の涸沢まで歩きたい人に向けた情報をまとめています。

さて。上高地を有名にしたのは日本人ではなく、英国人宣教師のウォルター・ウェストンだ。

当初から自然保護の意識が進んだ西洋人が関与したことも含めて、上高地はその生い立ちから大規模なリゾート開発とは無縁で、バブル時代の乱開発にも巻き込まれることなく今日に至っている。

おかげで誰もがここに来れば、ほとんど苦労することなく、手付かずの自然の中に身を置き、里山では見ることのできない山岳風景や、生活用水が流れることのない本来の川の美しさに触れることができる。

しかし裏返せば、楽して得られる喜びには限度がある。

筆者は、上高地のアクティビティーは4つあると思っている。

ラクな順から並べると、最初がレスト、続いてハイキング(ウォーキング)、そしてトレッキング、クライミングと続く。

もちろん理想は、その階段をひとつひとつ登っていくことだとは思うが、誰もがそうする必要はない。

もっとも大事なことは、上高地でできるアクティビティーを理解したうえで、現時点の自分の興味や、アウトドアキャリア、あるいは体力と、その折り合いをどうつけるかだ。

最後に。

上高地はその美しい景観から、「特別名勝」と「特別天然記念物」のふたつの称号を持つ日本の宝とも云われるが、それよりも筆者は、日本における真の国立公園としてのステイタスを感じさせてくれるところだと思う。

世界自然遺産に、いつその名が刻まれてもおかしくはない。行く価値は大ありだろう。

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