車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、無料でキャンプができる「木曽駒冷水公園」の車中泊に関する記述です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド

この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
~ここから本編が始まります。~
無料でキャンプができる「木曽駒冷水公園」は、今や富士山・朝霧高原にある「ふもとっぱら」級の人気サイト

木曽駒冷水公園 DATA
木曽駒冷水公園
〒397-0002
長野県木曽郡木曽町新開130
24時間利用可能
無休
標高 1277メートル
「木曽駒冷水公園」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2024.09.15
※「木曽駒冷水公園」での現地調査は2024年9月が最新です。
木曽駒冷水公園【目次】

「木曽駒冷水公園」のロケーション

まずは「木曽駒冷水公園」の場所から説明しよう。
というのは、GoogleナビかYahooナビなら問題なく辿り着けるが、「木曽駒冷水公園」がオープンしたのは2023年5月なので、スマホナビ以外のカーナビでは、当面は表示されないと思う。
「木曽駒冷水公園」は「木曽駒高原スキー場」の跡地にできているのだが、筆者のカーナビでは「木曽駒高原スキー場」が既に登録されていなかった。
アナログ的に行き方を説明すると、国道19号を木曽福島方面から塩尻方面に北上する際に前を通る、「道の駅 日義木曽駒高原」手前の「原野」交差点で右折して、県道457号に入れば後はまっすぐ。

ところどころに道案内があるので、それに従っていけば到着できるが、山道なので時折対向しづらいところはある。
なお周辺の見どころは、こちらの記事を参考にしていただければいいだろう。
続いては、「木曽駒冷水公園」を利用する際の留意点について。
公式サイトでも分かる通り、「木曽駒冷水公園」は実質的には無料のオートキャンプ場で、その情報は多くのテントキャンパーからも発信されており、今はちょっとした「聖地」の如く扱われている(笑)。
「木曽駒冷水公園」は、その生い立ちからしてユニークだ。
木曽生まれの企業家である井口氏が、外国資本による土地買収から、地元の美しい自然と水源を守りたいと一念発起。
廃業したスキー場を借り上げ、キャンプや魚釣り・虫採り・山菜摘みなどが自由に楽しめる公園として、ボランティアの仲間たちと力を合わせ、DIYで整備していくという壮大なプロジェクトを立ち上げ誕生した。
管理人不在で予約不要。
そして何より無料。
好きな時に来て、好きに利用していいという、その斬新なスタイルは多くのマスコミでも取り上げられ、一躍有名になった。

トータルでは300張りでも可能と云われるほどの広さがあるとはいえ、ハイシーズンの週末や連休時は、もはや『芋の子を洗う状態』になるといっても過言ではない。
車中泊でも自炊がしたい人と、知人・友人と一緒に旅をしたい場合は、平日に行くか、夜明けとともに場所取りをする覚悟が必要だ。
まだできて1年半程度なので、この盛況ぶりは当面続くに違いない。

ただ、
『この状態ならまだ「道の駅 日義木曽駒高原」の駐車場で車中泊するほうがマシ』と、筆者は尻尾を撒いて退散してきたので、夜のことは分からない(笑)。
「木曽駒冷水公園」の施設

出典:木曽駒冷水公園フェイスブック
「木曽駒冷水公園」の敷地は、❶❷とセンターハウスのあるところが1段目、お風呂が使えるペンション・アルパインが2段目、そしてキャンピングカーと書かれた広い場所が3段目の、いわば「三階建て」のような構造になっており、このマップがもっともリアルに近く、それぞれを歩いて移動するのは相当に面倒だ。

テントキャンプでも車中泊でも、1番お勧めの場所は24時間トイレがある「センターハウス」の真正面にあって、段差なく往来できるこの❷だ。

次は❶だが、ここは「センターハウス」に行くのに階段を利用する必要がある。
ちなみに正面の上に見えているのが「ウッドデッキ」で、右の建物が「センターハウス」になる。

センターハウスにある24時間トイレは、外から出入りができる。

ただ中は、ウォシュレットまでは完備されていなかった。

広々とした平屋のセンターハウスは、サイト側がデッキテラスになっている。

中では地元産の野菜や各種食材、加工食品、アイス、お菓子、飲み物、薪、炭など、さまざまなものを販売している。
無人ショップだが、QR決済やクレジットカードが使用でき、なんと24時間営業しているのだから驚きだ。

冷凍食品も気が利いていておもしろい。もちろん電子レンジも無料で使える。

なおゴミは持ち帰るか、500円で処分してもらえる。

最後はキャンピングカーと書かれた❸のサイトをご紹介。

トイレと炊事棟が新たに用意され、使い勝手は格段に良くなっているようだが、ここはチェックインしたらもう動かないタイプの人にお勧めかな。
「木曽駒冷水公園」 最寄りの温泉&周辺買物施設
「木曽駒冷水公園」では、ペンション・アルパインの天然シリカ水を使用したお風呂が利用できる。
おとな500円(18歳未満は無料)
※料金支払から24時間、複数回でも利用可
9時〜21時
なお木曽福島には日帰り温泉もあるので、あわせて紹介しておこう。

せせらぎの四季
「木曽駒冷水公園」から約10キロ・クルマで20分
☎0264-24-2626
おとな700円
10時〜21時(受付最終20時30分)
ただ「木曽駒冷水公園」ができて以来、休日の夕方は激混みで駐車場待ちの行列ができることも。
それもあり、筆者のお勧めは約16キロ・25分ほど離れた「二本木の湯」だ。

おとな620円
☎0264-27-6150
10時~19時(受付最終18時30分)
木曜定休
コンビニ
セブンイレブンまで約12キロ。
スーパーマーケット
「イオン木曽福島店」まで約11キロ。
飲食物の買い出しは、行く前に済ませておくほうがいいだろう。
「木曽駒冷水公園」のアクセスマップ

































