25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 飛騨白山」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
日帰り温泉が併設する「道の駅 飛騨白山」は、「道の駅 白川郷」の代替え車中泊スポットに使える。

道の駅 飛騨白山 DATA
道の駅 飛騨白山
〒501-5507
岐阜県大野郡白川村平瀬高ダイ516-62
☎05769-5-2230
営業時間:9時~17時
水曜日・第2、第4火曜日 定休
標高 620メートル
「道の駅 飛騨白山」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第26回
登録日/2008年4月17日
「道の駅 飛騨白山」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2008.04.30
2014.04.25
2021.11.03
2025.07.20
「道の駅 飛騨白山」での現地調査は2025年7月が最新です。
道の駅 飛騨白山 目次

「道の駅 飛騨白山」のロケーション

2008年4月に開業した日帰り温泉を併設する「道の駅 飛騨白山」は、国道156号の「白川郷」と「荘川」のちょうど中間あたりに位置している。

「世界遺産・白川郷」の荻町集落からは約12キロ・15分。
荻町集落の近くには「道の駅 白川郷」があるが、ハイシーズンの週末は混みやすい。
ただ臨時駐車場があるので、よほどのことがない限り夜にあぶれることはないと思うが、そうなると窮屈感は否めない。
なので、白川郷の観光を終えて、翌日「ひるがの高原」方面に向かうのであれば、ゆっくり温泉に入れて食事もできる、この「道の駅 飛騨白山」はお勧めだ。
「道の駅 白川郷」も標高が約500メートルあるので涼しいが、こちらはさらに100メートルほど高いので、夏でも夜はすこぶる爽やかなのもいい。

なお、ここは温泉ファンにはお馴染みの秘湯、「大白川露天風呂」にもっとも近い道の駅だ。
ただし2025年は、道路修復工事のため「大白川露天風呂」は営業を休止している。
「大白川露天風呂」の駐車場は、岐阜県側の白山登山道「平瀬登山口」の起点になっているため、「道の駅 飛騨白山」にはこちらからも山を降りた人たちが流れてくる。

ちなみに白山は、石川県と岐阜県にまたがる山塊で、日本百名山のひとつ。
北海道の大雪山と同じで、単独峰はなく、最高峰の「御前峰」を中心とした周辺の山々の総称になる。
昔から山岳信仰が盛んで、「富士山」「立山」とともに日本三霊山に数えられているが、筆者は登ったことはない。
写真はかつては「白山スーパー林道」の名で親しまれていた「白山白川郷ホワイトライン」から撮影したもので、秋は国内でも指折りの紅葉が味わえる。
ただし「白山白川郷ホワイトライン」に行くなら、「道の駅 白川郷」での車中泊がお勧めだ。
「道の駅 飛騨白山」の施設

こちらが、「道の駅 飛騨白山」の場内レイアウト図になる。

道の駅の敷地は長方形の広大なフラットスペースであるにもかかわらず、駐車区画はわずか36台しかなく、都会では考えられないゆったりしたレイアウトになっている。
というのは、豪雪地帯のために、冬には除雪した雪が駐車場の中央にうず高く積み上げられるからだ。
これには「なるほど!」と、雪国の事情を知らない筆者も驚かされた。

というわけで、車中泊に適しているのは24時間トイレと駅舎に近いこのあたりだが、今さら筆者に云われなくても、来る人はみんな知っている(笑)。

24時間トイレは、駅舎の左側に建つ三角屋根の建物だ。

中はウォシュレットに改修されている。

24時間トイレの横にある「情報室」の利用時間は9時~17時だが、トイレと同じく年中無休で利用できる。
中にはお茶とストーブもあり、文字通り”ぬくもり”が感じられた。

そしてここには、すでに岐阜県下のどこの道にも在庫がなかった「道の駅 旅案内」が残っていた。
在庫をコントロールしながら配布をしていると思うが、ロケーションを考えれば、減らない理由が分からなくもない。
2008年に念願の「高山トンネル」が開通し、「東海北陸自動車道」が全線開通を迎えたことで、「白川郷」に向かう大半の観光客は、「道の駅 飛騨白山」の前を通る必要がなくなった。
そうなると、こういう地図を求める人が、立ち寄る可能性が激減するのは当然だ。
発行元の「道の駅連絡会」は、今はネットで地図を見る人が多いと考えているようで、e-bookというサイトを立ち上げ、スマホでも見られるようにしている。
しかし、旅の途中で広域の地理を調べる必要に見舞われるのが、クルマ旅というものだ(笑)。

ゆえに冊子は発刊されると一月足らずのうちにすべて道の駅からなくなり、中にはそれをメリカリで売ろうとする奴まで現れる事態になっている。
それなら、最初から300円でゼンリンが売ればいい(笑)。Amazonに出展してネット通販してくれるなら、Amazonプライム会員は送料無料なので、わざわざ探しに道の駅まで行く手間も省ける。
今やAmazonプライムは、車中泊の旅人にとっては”必須”に近いサブスクで、映画やドラマだけでなく、BGMまで旅の道中でカーオーディオから鳴らすこともできる。

少し話が脱線したが、「道の駅 飛騨白山」には温泉が湧いているので、駅舎の前には無料の足湯が用意されている。
道の駅の中には、夜間はお湯を抜いて使えなくしているところもあるが、ここは24時間いつでも利用できる。
これは「情報室」が年中無休で使えるのと同じで、隠れた評価されるべきサービスだと思う。

いっぽう売店は驚くほど質素(笑)。

だがよく見ると、こんなおもしろいものも売っていたりする。

なお食事はそば等の軽食のみで、定食や丼メニューは、奥の温泉施設「しらみずの湯」の食堂で食べられる。
「道の駅 飛騨白山」の車中泊好適度
「道の駅 飛騨白山」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機横に設置

ゴミ箱は足湯の前のテイクアウト店の下に営業時間中は置かれるが、さすがに使いづらく、判定としては「なし」としている。
ここは登山客も利用することを考えると、情報室の中でいいので可燃物のゴミ箱を用意してもらいたいものだ。
そもそも、ゴミを持ち帰るかどうかの決定権は利用者にある。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 飛騨白山」の温泉&周辺買い物施設

併設している温泉保養施設「しらみずの湯」は、源泉かけ流しの天然温泉施設で、道の駅の主体もこちらのようだ。
大白川温泉しらみずの湯
大人700円
11時~20時(受付最終19:30分)
水曜日、第2、第4火曜 定休
最寄りのコンビニとスーパーマーケットは白川郷にあるので、ここで車中泊をするなら、先に買い物は済ませていこう。
「道の駅 飛騨白山」のアクセスマップ
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