この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の紹介です。

修善寺温泉の界隈には、車中泊はできても好適にいたる駐車場はない。

修善寺温泉界隈には、公営・私営を合わせて大小様々な駐車場が混在しているが、利用しやすいのは有料駐車場だ。
ただ有料と云っても料金システムはバラバラで、1時間500円以上するところもあれば、1日400円のところもある。
そこで初めて修善寺を訪れる人が戸惑わないよう、収容台数が多めで、わかりやすい場所にある、リーズナブルな駐車場をセレクトして紹介しよう。
修禅寺の駐車場&車中泊事情【目次】
❶修善寺総合会館駐車場(無料)

「修禅寺」前の道沿いに建つ「修善寺総合会館」の駐車場は、修善寺温泉界隈にある唯一の無料駐車場で、70台の収容数を誇っている。

一部の口コミサイトには、ここにクルマをおいて「修禅寺」の参拝に行けるとの記載も見られるが、「修善寺総合会館駐車場」は観光案内所や伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」を利用する人のための場所。
現時点では「注意勧告」が行われているだけだが、周辺観光時に利用しないのが”大人のマナー”と心得よう。
❷御幸橋駐車場(有料)

「御幸橋駐車場」は、修善寺総合会館のすぐ近くにある公共の有料駐車場だが、駐車場脇の御幸橋架け替え工事に合わせて、2018年6月1日から改修工事に入り、2021年11月現在も閉鎖されている。

ただ御幸橋は既に完成して通行が可能になっており、駐車場の工事も完了に近づいているように見えた。
「御幸橋駐車場」が再開されると、「修禅寺」や「筥湯」に行くには「小山駐車場」より便利になる。
❸月の庭駐車場(有料)

修善寺温泉唯一の共同浴場「筥湯」のすぐそばにある有料駐車場で、普通車50台を収容できる広めの舗装駐車場。

竹林の小径まで徒歩4分、修禅寺まで徒歩1分の好立地にありながら、料金は2021年11月時点で1日400円。
最安ではないが、このエリアではリーズナブルな部類に入る。
料金・ロケーションの観点からみて、筆者はここが修善寺温泉街でもっとも利用価値が高い駐車場だと思う。
車中泊も可能なようだが、最寄りの公衆トイレまでは徒歩で5分ほどかかるため、トイレを搭載しているキャンピングカー以外はちょっと面倒だ。
❹小山駐車場(有料)

「御幸橋駐車場」が工事中の代替え地として、「赤蛙公園」の近くに設けられた普通車80台を収容する公共駐車場で、料金は3時間300円、以降1時間100円、最大24時間500円と最安値。
ただし竹林の小径まで徒歩5分、修禅寺まで徒歩6分と、修善寺の観光スポットまでは少し遠いのが玉に瑕。

なお、トイレは徒歩1.2分のところにある大型バス専用の「修善寺温泉駐車場」にあるので車中泊も可能。
また共同浴場の「筥湯」では、番台で小山駐車場の駐車券を掲示すると、300円(3時間分)のサービス券を発行してくれるので、入湯する人は観光時に着替えと温泉セットを持って出かけるほうが効率的だ。
❺もみじ林駐車場(無料)

正確には「修善寺自然公園前駐車場」のことで、駐車料金は無料。

「修善寺自然公園」は、約80haに及ぶ修善寺温泉の北側山間部一帯で、公園内には修善寺虹の郷・もみじ林・梅林などがある。

ただし「もみじまつり」期間中、ここは大型バス専用駐車場になるため、普通車は修善寺梅林の有料駐車場にまわされる。

もみじ林の入口近くには写真のトイレがあるので、普段は車中泊も可能。
とはいえ、修善寺温泉からは2キロほど離れた山中にあるので、歩いて温泉街まで出るのはかなりの労力を要するだろう。
修禅寺の車中泊事情

ここで大事なことは「修善寺で車中泊をする理由」だ。
修善寺は小さな町で、観光は半日あれば足りるうえに、共同浴場もひとつしかない。
一般的に温泉街の近くで車中泊をするメリットは、1泊2日で温泉遊びを満喫することにあると思うが、歓楽街がないに等しい修善寺では、夜の楽しみも薄い。
すなわち修善寺では、車中泊をするにしても観光前の「前泊」、もしくは観光後の「後泊」が効率的。
であれば、無料で泊まれてキレイなトイレが利用できる、道の駅のほうがいいという結論になるのは当然だ。
修善寺 車中泊旅行ガイド

中伊豆 車中泊旅行ガイド

伊豆半島 車中泊旅行ガイド

詳しいのは修善寺だけじゃないんです。
中古キャンピングカーの相場が知りたい人は、こちらをチェック!


