車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が、2023年9月時点で調査済みの、三重県の道の駅の車中泊時に、知っておきたいリアルな情報を、圧倒的な写真の数とともに徹底解説しています。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
~ここから本編が始まります。~
「クルマ旅の宿」という観点から見た、三重県の道の駅の個別評価を一挙公開!
この記事は、三重県の車中泊スポットの「道の駅」編
当サイトでは、三重県を車中泊クルマ旅で周遊する際の、「旅の宿」に適した「道の駅」をご紹介しています。
そのため明らかに旅のルートから外れている、あるいは同じエリアに密集している道の駅の中には、未取材あるいは詳細記事のない場合がありますし、旅である以上、周辺の観光スポットとの兼ね合いを重視しており、類似する他のサイトの評価とは大きく異なる場合があります。
確かに誰もが無料で利用できる「道の駅」は、「旅の宿」の最優先候補ですが、必ずしも「道の駅」が一番の「旅の宿」になるとは限りません。
ゆえに以下の本編の記事と、合わせてご覧いただけますことを、あらかじめお勧めしております。
※現在、準備中です。

三重県の道の駅
三重県の道の駅 取材実績
(2023年9月現在)
個別の道の駅の詳細情報は、画像ではなくその下の一覧表からご覧いただけます。
- 飯高駅
- 菰野
- ウミガメ公園
- パーク七里御浜
- 海山
- 奥伊勢木つつ木館
- 熊野きのくに
- 茶倉駅
- 奥伊勢おおだい
- 美杉
- 関宿
- 伊勢志摩
- 紀伊長島マンボウ
- あやま
- いが
- 津かわげ
- 熊野・花の窟
- 板屋九郎
施設名 | 取材 | 記事 |
飯高駅 | ◯ | ◯ |
菰野 | ◯ | ー |
紀宝町ウミガメ公園 | ◯ | ◯ |
パーク七里御浜 | ◯ | ◯ |
海山 | ◯ | ◯ |
奥伊勢木つつ木館 | ◯ | ● |
熊野きのくに | ◯ | ー |
茶倉駅 | ◯ | ● |
奥伊勢おおだい | ◯ | ◯ |
美杉 | ◯ | ● |
関宿 | ◯ | ◯ |
伊勢志摩 | ◯ | ◯ |
紀伊長島マンボウ | ◯ | ◯ |
あやま | ◯ | ● |
いが | ◯ | ◯ |
津かわげ | ◯ | ◯ |
熊野・花の窟 | ◯ | ◯ |
熊野・板屋九郎兵衛の里 | ◯ | ● |
道の駅総数18/取材数18/詳細記事数16
※●は専用記事ではないですが、他の記事に関連情報として記載しています。
もし道の駅での車中泊の可否に不安がある人は、以下の記事をご覧ください。これまでの疑心暗鬼が霧散すると思います。
三重県の道の駅 カテゴリー別リスト
三重県の道の駅における、車中泊クルマ旅の傾向と対策
三重県の「道の駅」で、まず感じるのは”分布の歪さ”だ。
道の駅総数のうち、過半数を超える10件もの「道の駅」が、伊勢以南の「南勢エリア」に集中しており、車中泊旅行者にとっては、”余剰”と云っても過言ではない。
いっぽう「中勢・北勢エリア」の、特に松坂・津・四日市・桑名の伊勢湾沿岸部には、「道の駅 津かわげ」くらいしかなく、ドライバーは”道路利用者の休憩施設”を、有料道路上に頼っているのが実情だ。
これでは、人口集積地帯であることを差し引いても、伊勢湾沿いの観光開発が進まないのは当然だろう。
三重県の行政は明らかに「道の駅」を軽視していて、今なおその経済効果に対する認識が薄いと云わざるを得ない。
それを物語るものとして、道の駅の”クオリティー”が挙げられる。
近年の観光地では、コンサルタントが計画段階から参画し、国交省の掲げる「道の駅の理念」に基づく、独自性の高いコンセプトを掲げ、そこにマーケティングと、流通サービス業の基本を兼ね合わせた、大型施設を作るのが主流だ。
徳島県の鳴門市に昨年4月にオープンした、写真の「道の駅くるくるなると」は、その顕著な例といえるだろう。
事実これによって、「鳴門のうずしお」の観光拠点が、淡路島から四国側の鳴門に移る可能性まで示唆されている。
そしてそれを懸念する淡路島は、対抗すべく「道の駅うずしお」の全面リニューアルに着手した。
ちなみに徳島と兵庫の両県は、「鳴門のうずしお」を世界遺産に登録すべく、共同でPR活動を展開している。
このような時勢において、個々の道の駅の努力に身を任せるだけの、三重県の”道の駅戦略”は「前近代的」の誹りを免れない。
それが今だに、三重県に「道の駅」を”宿”にしつつ、県内を「ディスカヴァージャパン」しながらめぐる旅が定着しない、根っこにある本当の理由だと思う。
近鉄特急のおかげでカタチになっている「伊勢志摩」以外にも、榊原温泉・津のウォーターフロント・鈴鹿サーキット・湯の山温泉など、三重県の「中勢・北勢エリア」には、それができる”素材”はある。
だが、その観光資源をどう活かすかは、地道なPRと休憩・滞在の舞台となる「道の駅」次第であることを、今は旅人のほうが熟知している。
「道の駅後進国」である三重県の、今後の巻き返しに期待をしたい(笑)。
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東海地方の道の駅
車中泊好適度チェック!
このトップテンは、筆者が観光地から観光地へと移動する際に、「旅の宿」として利用してきた道の駅の中から選んだもので、視点はグルメや行楽・娯楽性よりも、利便性を含むロケーションと設備に重きを置いている。
※現在、準備中です。


車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門

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