「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
失敗しないための、車中泊温泉旅行ガイド
クルマ旅のプロがまとめた、北海道から九州まで車中泊で出かけたい全国の温泉地ガイドの決定版。
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知る人ぞ知る「蛇越(じゃこし)展望所は、「やまなみハイウェイ」で湯布院から阿蘇に向かう途中にある。
「グーグルナビ」がないと、探すのに苦労する
「やまなみハイウェイ」を、由布院から阿蘇方面に15分ほど走ったところにある「蛇越展望所」は、かろうじてグーグルナビに出ているから行けるものの、ひと目で休憩スポットと分かる「狭霧台」とは違い、知る人ぞ知る部類の場所だ。
普通に「やまなみハイウェイ」を走っていて、気づくことはないというか、気づいても「あっという間」に通り越してしまうに違いない(笑)。
この手前にアスファルトの小さな駐車場があったが、筆者はここでギリギリ止まって展望所へとたどり着いた。
展望所は、この坂道を登った先にある。
蛇越展望所
「蛇越展望所」は、湯布院を少し離れた高台から見渡すことができる絶景スポットで、風景写真愛好家の間では、湯布院盆地を埋め尽くす雲海や朝霧が撮れることで知られている。
周囲を山に囲まれたロケーションからすると、ここは本来「朝霧」よりも「雲海」向きの撮影スポットのようだ。
この日の筆者は、朝から「金鱗湖」「狭霧台」で朝霧を撮った後、阿蘇方面に移動する途中に立ち寄ったため、到着できたのが午前8時45分。
ダメ元で展望所まで登ったのだが、かろうじて金鱗湖周辺に残る朝霧を見ることができた。まあ、それはそれでラッキーだったと思うが、さすがに3ヶ所の「朝霧」を一回で撮るというのは難しい。
ここは日を変えて、阿蘇方面に南下する日の朝に出向くほうが良さそうだ。