「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
失敗しないための、車中泊温泉旅行ガイド
クルマ旅のプロがまとめた、北海道から九州まで車中泊で出かけたい全国の温泉地ガイドの決定版。
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江戸時代の指宿温泉は、北の「霧島温泉」と双璧をなす薩摩藩御用達の湯治場
薩摩半島の南端に位置する「指宿温泉」は、北の「霧島温泉」と双璧をなす鹿児島県の温泉地。
ともに江戸時代には薩摩藩御用達の「おゆば」を持ち、明治維新以降には、西郷隆盛が湯治に訪れた記録が残る。
「指宿」の地名は、その江戸時代に存在した「湯豊宿(ゆぶしゅく)」という温泉町に由来すると伝えられている。
効能の研究が進み、今ではすっかり指宿温泉の代名詞となった「砂むし」は、約300年前の1703年頃から湯治に利用されていたようで、江戸時代後期の薩摩藩が編集した文書に、その効能が記載されている。
「天然砂むし」は指宿温泉の代名詞
クルマ旅のプロがまとめた、指宿温泉の砂むし会館 「砂楽」と山川砂むし温泉「砂湯里」に関する記述です。
指宿温泉の主な温泉地
指宿温泉の温泉地は、大きく2ヶ所に集約される。
摺ヶ浜海岸エリア
メインとなるのは、『砂むし温泉「砂楽」』がある摺ヶ浜(すりがはま)海岸エリアで、1960年頃から始まったハネムーンブームで温泉街が形成され、今でも多くの観光客で賑わっている。
ここでは、指宿温泉発祥の湯と呼ばれる「いぶすき元湯温泉」にも着目を。
指宿温泉発祥の湯「いぶすき元湯温泉」の実力は?
クルマ旅のプロがまとめた、指宿温泉発祥の湯「いぶすき元湯温泉」に関する記述です。
山川エリア
もうひとつは、指宿市街地からクルマで15分ほど離れた山川エリアだ。こちらには「指宿温泉随一の絶景」とも称される「たまて箱温泉」がある。
絶景に偽りなし。たまて箱温泉の「和風露天風呂」
クルマ旅のプロがまとめた、指宿にあるヘルシーランド「たまて箱温泉」に関する記述です。
また山川エリアは、長崎鼻や開聞岳といった風光明媚な観光地にも近く、行動範囲の広い車中泊の旅人に適している。道の駅もあるので、じっくり腰を据えて観光することも可能だ。
道の駅 山川活お海道 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック! 2023年1月更新
クルマ旅のプロがまとめた、「道の駅 山川活お海道」の車中泊に関する記述です。
「西郷どん」ファンなら、鰻温泉にも足を運びたい。
指宿温泉の内陸部に位置する、「鰻池(うなぎいけ)」の畔に湧く鄙びた温泉は、明治政府を退官した西郷隆盛が、大好きな狩りを兼ねて湯治に訪れたことで有名だ。
西郷どんゆかりの名湯 指宿「鰻温泉(うなぎおんせん)」
指宿にある西郷隆盛ゆかりの地「鰻温泉」に関する記述です。