桜島のドライブ&観光スポット まとめ

ぐるっと一周、約2時間。

その名が示す通り、西郷隆盛や篤姫の時代の桜島は「離れ小島」だったそうだ。

大隅半島と陸続きになったのは1914年(大正3年)で、大噴火によって海峡が溶岩で埋めたてられ、現在の姿になったという。

そんな桜島には、過去の大噴火の傷跡が生々しく残されているところもあるが、現在はフェリーターミナルを中心に観光地としての開発が進み、島内を快適に周回する道路も整備されている。

観光には半日あれば十分。市内を離れる前の「手頃な寄り道先」といえるだろう。

そこで、桜島にある筆者お勧めの観光スポットを順次紹介していくとしよう。大半は上の地図の下部分に集まっているので、急ぎなら半周で大隅半島に抜けてもいいと思う。

なお、掲載は筆者が「いいと思うところ順」で、コースガイドにはなっていない。

桜島溶岩なぎさ公園

上のマップでは「国民宿舎レインボー桜島」になっているが、日本最大級の足湯がある桜島溶岩なぎさ公園と、無料の桜島ビジターセンターの3つは、ほぼ同じ場所。

溶岩なぎさ公園の錦江湾側には海釣り公園があり、国民宿舎レインボー桜島の温泉が日帰り利用できることもあって、終日ここで寛ぐ地元のファミリーも多い。

なお、車中泊もできるこの観光スポットについては、こちらのページに詳細内容を記載している。

鹿児島市内の車中泊スポット/桜島溶岩なぎさ公園 無料駐車場

桜島溶岩なぎさ公園
見学所要時間 約2時間(※桜島ビジターセンター込み)
〒891-1419 鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722-3
099-293-2323(国民宿舎レインボー桜島)

有村溶岩展望所

「時間がないので、1ヶ所だけどこかに立ち寄りたい!」という人にお勧めなのが、この有村溶岩展望所だ。その日の風や噴火状況によって、行くたびに違う桜島の表情が楽しめる。

展望所にある東屋には、頑丈な屋根が用意されている。もっとも、危険が迫るほどの噴火が予想される時は、事前にここから立ち退かされると思うけど(笑)。

「いざという時には走って非難ができるように」かどうかは分からないが(笑)、遊歩道はきれいに舗装されていて、サンダルでも歩くことが可能だ。ところどころには歌碑が立てられ、中には「わが前に桜島あり。西郷も大久保も見し火を噴く山ぞ」と書かれた海音寺潮五郎の碑もある。

無料駐車場の奥には避難用のドームがある。これを見ると、ここが絶対安心という場所ではないことがよくわかる。

有村溶岩展望所
見学所要時間 約1時間
〒891-1545 鹿児島県鹿児島市有村町952
マップコード:393 501 051*57

黒神埋没鳥居(くろかみまいぼつとりい)

桜島が陸続きになった、1914年(大正3年)の大噴火の凄まじさを物語る貴重な遺構。もともとは高さが3メートルあったという「腹五社神社」の鳥居は、噴火後1日のうちに軽石や火山灰で埋め尽くされ、笠木部分の約1メートルを地上に見せるだけとなった。

噴火がおさまった後、地元では掘り起こしが検討されたというが、後世のためにそのまま保存されることに。今で云う「震災遺構」の元祖かもしれない。

ちなみに、噴出した大量の火山灰と軽石は、上空8000メートル以上にまで上昇し、火山灰は遠くカムチャッカ半島まで飛んでいったと云われている。冬ならハクチョウやガンも、きっと咳き込むことになっていただろう(笑)。

この写真は2011年に撮影したもので、今はもう少し整備されているかもしれない。これではさすがに、ちょっと寂しいね(笑)。

黒神埋没鳥居
見学所要時間 約15分
〒891-1401 鹿児島市黒神町(黒神中学校横)
マップコード:393 595 661*55

赤水展望広場 嘆きの肖像

「剛ファン」なら周知の聖地がココ。一応「おいらの家まで」とか「涙のセレナーデ」、さらに石野真子のために書いた「ふたりあるき」なんて曲を知ってる筆者も、そのひとりにカウントされる(笑)。

このインパクト絶大なるアートは、2004年8月21日にこの地で開催された「長渕剛・桜島オールナイトコンサート」に集った、約7万5千人の情熱のシンボルとして創られたもの。残念ながら筆者は「その生き証人」ではないのだが、当時の桜島の人口は約6千人だったというから、その集客力は称賛に値する(笑)。

赤水展望広場は、そのコンサート会場の跡地を整備して作られたところで、広い無料の駐車場がある。

赤水展望広場・叫びの肖像
見学所要時間 約15分
〒891-1420 鹿児島市桜島赤水町
マップコード:393 552 739*47

現時点で筆者が「お勧め」できるのはこの4つだ。写真の桜島国際火山砂防センターは3度訪ねたが、いずれも閉館日か営業時間外で、未だ館内を見ることができていない。

また湯之平展望所には足を運んだが、景観は有村溶岩展望所とさほど違いがあるようには思わなかった。であれば、アクセスの良い有村溶岩展望所のほうがいい。

最後に。

筆者は「ここもあるで、あそこもあるよ」という総花的なガイドを好まない。誰でも限られた旅行時間を有効活用したいから事前に下調べをするわけだが、

「車中泊のクルマ旅を楽しむ人」という、明確なターゲットを定めて情報発信している以上、読んでいただく人には「自分はここがよかった!」と自信を持って話せるところだけを紹介したいと思う。

スポンサードリンク