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ポップアップルーフ車の使い心地は?

車中泊キャンプ こぼれ話
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このサイトでは、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、20年以上の歳月をかけて培ってきた、オリジナルの車中泊クルマ旅スタイル「Auto-Packer」を紹介しています。

寝るだけでなく荷物置き場にもなる、想像以上の利便性

ポップアップルーフ車とは、「屋根裏部屋」を搭載しているクルマのことで、必要に応じて自在にそれを立ち上げる事ができる。

かつてはボンゴ・フレンディーのAFT(オート・フリー・トップ)がマツダ自動車から製造販売されており、筆者はそれに2台通算で13年乗り、30万キロ近くを旅しながら、少なくても600泊以上は車中泊をしてきた。だが殘念なことに、2005年12月に多くのファンから惜しまれつつ、生産終了。今ではほとんどその姿を消してしまった。
そんなわけで、ここではどのポップアップルーフ車にも共通する話を先に掲載し、最後にボンゴ・フレンディーの体験談を紹介しよう。

実車が見たい人は、キャンピングカー専門店か、展示会へ。

現在のポップアップルーフを搭載した実車を見る一番いい方法は、大きなキャンピングカーの専門店か、東京・大阪ほか各地で開催されているキャンピングカー・ショーに出向くことだ。

大阪では、ここへ行けばいつでも大小さまざまなモデルが見られる。筆者のホームページを見てきたといえば、たぶんお茶くらいは出してくれる(笑)。

キャンピングカー プラザ大阪

また愛知県一宮にある西尾張自動車販売では、2019年9月現時点で筆者がベストモデルと判断する、三菱アウトランダーのPHEVをベースにしたポップアップルーフ車の「E:POP」を展示している。

現時点でエンジンを切ってカーエアコンが使えるハイブリッドカーは、このアウトランダーだけだ。

西尾張自動車販売 E:POP

また有料ではあるが、キャンピングカー・ショーではハイエースはもとより、ミニバンから軽自動車に至るさまざまなタイプのポップアップルーフ車を数多く見ることができる。

キャンピングカーショーの予定・会場などの情報サイト

ここからは使い心地についての紹介になる。

フラットなので、マットがあれば寝心地抜群。

まず、ポップアップルーフを「寝室」として使用する場合の最大の利点は、完全フラットな床の上で眠れることにある。

とはいえ、下のようなクッション性のある車中泊マットがないと、たぶん背中は痛くなる。

夏は写真のように全面メッシュにできるため、平地でも暑さで眠れないようなことにはまずならない。

カー網戸とは違って位置も高く、外からは簡単に侵入できないので、道の駅やサービスエリアでの利用も可能だ。

深夜にトイレに行く時が面倒。

一番やっかいなのは、上にふたりで寝ている場合、どちらかが夜にトイレに行きたくなったら、寝ている人にも起きてもらって床を開けないかぎり、下には降りられないことだった。

SAではトラックにご用心。

サービスエリアでポップアップルーフをあげていると、車中泊していることが遠目からも丸わかりとなり、トラックがわざと隣に来てアイドリングをするといった、嫌がらせに遭うこともあった。

これは筆者以外の、ポップアップルーフ車に乗る多くの人々が経験をしているようだが、そのため、筆者は何度かサービスエリアなどで駐車位置を変更したこともある。

その経験から云うと、停める時は一番端か、両サイドに車中泊をしている人のクルマがある場所がいい。

結論として… 幾つかのデメリットはあるものの、ミニバンクラスのクルマで、家族4人がゆったり車中泊できる機能として、ポップアップルーフの便利さは際立っている。

もし購入するなら、子供が小さいうちがいいだろう。

なお、同じように屋根で寝られる外付けの「ルーフテント」は、車外から出入りするため、キャンプ場以外での使用は防犯を考えると不安が残る。

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