国道156号からその全容が見渡せる、五箇山の世界遺産「菅沼の合掌集落」

富山県の世界遺産
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
スポンサード・リンク

「菅沼の合掌集落」は、五箇山の生活文化に興味のある方にお勧め

菅沼集落は庄川の谷あいにせり出した平坦地にあり、南北約 230 m、東西約 240 m の広場的な空間だ。三方を庄川に囲まれ、残る一方は雪持林(ゆきもちりん)の茂る急斜面になっている。

集落には現在12棟の家屋があり、そのうち9棟が合掌造り。江戸時代末期に造られたものが2棟、明治時代に建てられたものが6棟、最も新しいものは大正14年に建てられており、この頃まで合掌造りが建築されていたことが伺える。

東海北陸自動車道の五箇山インターからアクセスが良いのは、相倉よりこちら。500円の有料駐車場から集落へはエレベーターで昇降できるようになっている。

保存エリアには塩硝の館や五箇山民族館もあり、生活文化に興味のある人にはお勧めだが、風景写真の撮影には、ロケーション豊かな相倉集落のほうが適している。

里山らしい民芸品を売る店もある。

なお、国道156号の「菅沼集落バス停」の近くには、狭いながらもクルマを停車できるスペースがあり、ここから50メートルほど戻ったところから、菅沼集落全体を見渡せる。

グーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。
スポンサード・リンク

五箇山 車中泊旅行ガイド

車中泊で行く五箇山

「五箇山」の見どころと、世界遺産に登録された2つの合掌集落
世界遺産「五箇山・合掌集落」の見どころを、クルマ旅のプロが解説します。
「五箇山・相倉集落」と、穴場無料駐車場の利用法
世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り」の中で、一番自然が残る相倉集落をご紹介します。
国道156号から無料で全容が見渡せる、「五箇山・菅沼集落」
五箇山の世界遺産「菅沼の合掌集落」と、その無料のビュースポットを紹介します。
五箇山の合掌造り展示施設 「岩瀬家」と「村上家」
世界遺産には属さない五箇山の見どころ、「岩瀬家」と「村上家」に関する記述です。
五箇山関連記事 一覧
五箇山関連記事 一覧
取材してきた五箇山に関連する記事の一覧です。
RENOGY(レノジー)リチウムイオン・サブバッテリーの取り付けと載せ替える際の注意点と依頼先
この道25年の現役クルマ旅専門家がまとめた、RENOGY(レノジー)のリチウムイオン・サブバッテリーの、取り付けと載せ替える際の注意点と依頼先の情報です。
タイトルとURLをコピーしました