「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊・歴史旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、日本全国で1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、「車中泊ならではの歴史旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

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車中泊クルマ旅で、日本の歴史舞台を訪ねてまわる
クルマ旅の専門家が、大河ドラマや映画に描かれた日本の歴史舞台を車中泊でめぐる旅をご紹介。
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「関宿」のルーツは、「日本三関」のひとつに数えられた「鈴鹿の関」
「関宿」は、歌川広重(安藤広重)による浮世絵木版画の連作「東海道五十三次」に登場する47番目の宿場町で、1832年に東海道を初めて旅した後に描いたといわれているが、その作品からも往時の「賑わいぶり」が伺える。
東海道は将軍在所の江戸と天皇在所の京都を結ぶ日本の大動脈で、「五街道」と呼ばれた江戸時代の主要街道の中でも最重要視されていた。
「関宿」は、それより以前から愛発の関(越前国)・不破の関(美濃国)とともに「日本三関」に数えられ、670年頃に軍事上の目的で設置された「鈴鹿の関」をルーツに持つ。
宿場の整備は、戦国時代の天正年間に伊勢国領主であった関盛信が、領内の道路を改修したことに始まり、1601年(慶長6年)に徳川家康が行った宿駅制度によって、東海道47番目の宿場となって以降、さらに拡充した。
旅人の通行が頻繁になる江戸時代の半ばからは、東の追分で伊勢別街道を分岐し、西の追分で大和街道と分かれる立地から、大いに賑わったという。
そういった経緯から、現在の「関宿」には江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた町家が200棟以上現存しており、早くから国の重要伝統的建造物群保存地区(昭和59年選定)や日本の道百選(昭和61年選定)に選定されてきた。
その背景には、戦後旧東海道の宿場町の大半が次々に再開発されていく中で、「関宿」で町並み保存の機運が高まり、1980年(昭和55年)に地元の有志を中心に「町並み保存会」が結成されたことがある。
ちなみに中山道の宿場町で有名な「妻籠宿」が、国の「重要伝統的建造物群保存地区」の最初の選定地のひとつに選ばれたのは1976年。両者はきっと連絡を取り合っていたのだろう。
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