伊賀上野の観光テーマは江戸時代【クルマ旅のプロが解説】

伊賀上野城 三重県の観光スポット
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
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伊賀上野周辺は、服部半蔵・柳生宗矩・松尾芭蕉など、江戸時代に活躍した偉人を輩出している興味深い地域

松尾芭蕉像

「伊賀上野」観光【目次】

伊賀上野のロケーション

伊賀と云えば忍者

ランドマークは、日本100名城の「伊賀上野城」

「江戸時代」でつなぐ、車中泊クルマ旅コースガイド

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伊賀上野のロケーション

伊勢神宮

三重県の観光地といえば、「伊勢・志摩」が最初に思い浮かぶかも知れないが、地元では南北約180キロ、東西108キロに及ぶ広大な県域を、「北勢」「伊賀上野」「中勢」「南勢」「東紀州」の5つの地域に区分している。

筆者の経験からすると、その三重県をひとしきり旅するには、富士山と伊豆半島を持つ静岡県と同じくらいの労力を要するが、中でもこれから紹介する「伊賀上野」は、海に面した三重県の他の地域とは一線を画す、興味深い土地だ。

伊賀

そう感じる理由は、古くから京都・大阪との交流が盛んだったこの地を、影で支え続けてきた「忍者」の存在にある。

忍法うんぬんの話は「ハットリくん」に任すとして(笑)、ここではその「忍者の歩み」から話を始めていくとしよう。

伊賀と云えば忍者

聖徳太子

日本で最初に忍者を使ったのは、なんとあの「聖徳太子」らしい。

当時は「志能便(しのび)」と呼ばれ、太子に仕えていたのは甲賀流の起源とされる大伴細人(おおとものほそひと)と云われている。

「志能便」が「忍者」と呼ばれるようになったのは大正時代以降で、戦国時代は「間者(かんじゃ)」、江戸時代には「隠密(おんみつ)」と呼ばれていた。

そういえば昔、「隠密剣士」なるテレビ番組もありましたなぁ(笑)。

懐かしの隠密剣士はこんなドラマ

伊賀と甲賀

伊賀流忍者の起源は服部氏族。

伊賀流忍者は忍術や戦闘能力に秀でているのが特徴で、その能力を生かして主に傭兵として活躍していた。

雇い主とは金銭で契約を交わし、それ以上の関係は持たなかったという。

中でも有名なのは、1582年(天正10年)に起きた「本能寺の変」の直後、堺にいた徳川家康が、三河に逃げ帰る最短ルートとしてこの地を駆け抜けた際に、伊賀の服部半蔵が護衛した「神君伊賀越え」の話だろう。

一方甲賀流忍者は、山を挟んだ滋賀県の甲賀市に根付いた流派で、大伴氏族が起源とされる。

傭兵の伊賀に対し、甲賀は「工作員」の色彩が強い。

甲賀には薬草が豊富に自生していたため、甲賀忍者は「薬売り」に扮して情報収集をしていたとも云われている。

ってことは、大河ドラマ「麒麟がくる」で、お笑いの岡村隆史が扮した間者の菊丸は、甲賀の者だったのかも(笑)。

伊賀流忍者博物館

忍者に興味があれば、伊賀上野城が建つ上野公園に「伊賀流忍者博物館」があるので、足を運んでみるといい。

伊賀流忍者博物館 オフィシャルサイト

ランドマークは、日本100名城の「伊賀上野城」

伊賀上野城

忍者はさておき、

いい大人が楽しめる伊賀上野の観光コンテンツとしては、日本100名城に名を連ね、”築城の名手”と謳われた藤堂高虎による、国内屈指の高石垣が残る「伊賀上野城」が挙げられる。

それと同時に気になるのが、「奥の細道」で有名な松尾芭蕉だ。

ただこの2つだけでは、車中泊ができるクルマ旅の旅人にとって、伊賀上野は物足りない場所だと思う。

そこで県境を少しまたぎ、奈良県にある江戸時代絡みの名所を加えた、オリジナルの車中泊コースガイドを企画してみた。

「江戸時代」でつなぐ、車中泊クルマ旅コースガイド

名阪国道

ここでは梅が見頃を迎える、2月から3月に出かけることを前提にしている。

初日

1.月ヶ瀬梅林

月ヶ瀬梅林

月ヶ瀬梅林は、江戸時代に「烏梅」を作るために梅栽培が行われた歴史を持つ、関西でも指折りの規模を誇る梅園。

ただし、駐車場が混まない朝早めの時間帯に到着することが重要。そのためには名阪国道に隣接する道の駅「針テラス」での車中泊も有効だ。

なお梅の季節以外は、ここをパスして朝ゆっくり出発してもかまわないと思う。

2.柳生の里

柳生の里

「柳生の里」は徳川家康に見初められ、江戸幕府の将軍家剣術指南役となった柳生宗矩が初代藩主をつとめた「大和柳生藩」が存在した場所。

テレビで取り上げられないかぎり、普段は月ヶ瀬梅林のような人混みになることはまずないので、日が高く上がってからでも大丈夫だろう。

ということで、あえて少し戻ることにはなるが、午後からの観光に組み入れている。スムーズにクルマ旅を進めるには、人の動きを考慮することが欠かせない。

ただこの2ヶ所はけっこう歩くと思うので、この日の観光はここまで。

再び月ヶ瀬に戻って温泉で疲れを癒やし、「道の駅 お茶の京都みなみやましろ村」で車中泊しよう。

翌日

3.上野公園

4.関宿

関宿

関宿は、江戸時代に大きく整備された「東海道五十三次」の47番目にあたる宿場町で、往時の様子を今も色濃く残している。

もう還暦を過ぎている筆者は、「るるぶ」のような若者向けの詰め込んだプランは提案しない。

我々は、この程度でお釣りが来るほどくたびれる(爆)。

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伊賀上野 車中泊旅行ガイド

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