イチオシの「西郷どん」スポットは、鹿児島市維新ふるさと館

維新ふるさと館 ミュージアム
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

西郷隆盛が生まれ育った、加治屋町にあるミュージアム

鹿児島市内に残る「西郷隆盛ゆかりの地」といえば、ややもすればこの銅像が建つ城山地区に足が向きがちだが、それはエンディングロールが流れる5分前から、話題の映画を見ているようなものだ(笑)。

西郷隆盛

西郷隆盛の人生や功績を既にある程度知っている人なら、それで構わないかもしれないが、せっかく鹿児島を訪ねたこの機会に、子供や孫に西郷隆盛のことを聞かれても、恥ずかしくない程度には答えられるようになっておきたいと思うのなら、最初に行くべきところは「鹿児島市維新ふるさと館」だと思う。

維新ふるさと館

維新ふるさと館では、薩摩藩の歴史と明治維新を支えた英雄たちの偉業を、パネルだけでなく、映像・ジオラマ(模型)・ロボットなどを使って、楽しく分かりやすく紹介しており、堅苦しさは感じない。

維新ふるさと館

さらに展示は、ある程度歴史を知る大人が見ても楽しめる内容で、入場料の300円は安すぎるくらいに感じた。展示内容に関する詳しい情報は、以下の公式サイトでご確認を。

鹿児島市維新ふるさと館

加えてここには、クルマで訪れる人にとって、館内の展示と同じくらい大事だが、他ではほとんど触れられていないことを記載している。

甲突川

まず、甲突川(こうつきがわ)河畔にある維新ふるさと館は、西郷隆盛や大久保利通が生まれ育った加治屋町に位置している。

「西郷どん」第1話で、子どもたちがウナギ採りに興じていたのは、このあたりになるのだろう。

川と桜島の位置は昔から変わらないと思うので、若き日の彼らもきっと同じ景色を眺めていたに違いない。

まわりには両傑だけでなく、彼らよりもう少し後の時代に活躍する、大山巌や東郷平八郎の生家跡もあるのだが、実はこの地域は明治に勲章を賜った人々の官位数が日本で一番多い地域といわれているそうだ。

西郷隆盛誕生地

その背景にあるのが、「郷中(ごじゅう)教育」と呼ばれた薩摩独特の教育システムで、男子は幼い頃より先生役の家に集団で寝泊まりし、武士の心構えや剣術・勉学・相撲などを先輩から学んだという。

「西郷どん」第2話で、大久保利通のお城奉公が決まり、近所のみんなが酒を酌み交わしたのも、たぶんこのあたりだったはずだ。

東郷平八郎

ちなみに大山巌は、西郷隆盛・従道兄弟の従兄弟で、満州軍総司令官として日露戦争で陸軍の指揮をとった人物。

また東郷平八郎は、連合艦隊司令長官として日本海海戦を指揮し、あのバルチック艦隊を撃破している。

ふたりはいずれも司馬遼太郎の名作「坂の上の雲」に登場するので、HNKのスペシャル・ドラマでご存知の方も多いと思うが、幼少の頃に西郷隆盛の影響を受け、成人後の関わりも深い。

大久保利通銅像

かように、維新ふるさと館を出た後、ドラマのシーンなどから当時の様子に思いを馳せて鍛冶屋町を散策するのが、本当のこの地の楽しみ方だと筆者は思う。

甲突川沿いは「維新ロード」として整備され、そのまま進めば「むじゃき」や「こむらさき」といった人気の飲食店や、「明石屋」「薩摩蒸気屋」などのお土産屋が揃う、鹿児島中央駅に到着する。

ただし、そのためにはクルマを停める場所を考えなければならない。

維新ふるさと館専用駐車場

マップにも載っている「維新ふるさと館専用駐車場」は、写真の通り料金精算機の屋根が出っ張っているため、キャンピングカーは2台しか停められない。

それにこの駐車場は「維新ふるさと館の見学者用」なので、散策のような悠長なことはしてられない。

観光交流センター

そこでお勧めなのが、維新ふるさと館の裏を流れる川を渡ったところにある、この「観光交流センター」の無料駐車場だ。

写真以外にも広い平面駐車場があるので、ここならキャブコンでも苦労することなく停められる。

「徒歩でも使える」グーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。
タイトルとURLをコピーしました