100円のピクニックシートで作る、ウインドウシェード

ピクニックシートで作る、ウインドウシェード今から始める車中泊
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「避難のための車中泊」を想定したアイデア

マルチシェード

通常、道の駅やサービスエリアのような人が多い場所で車中泊をする際には、この写真のように窓を内張りして、外から車内が見えないよう「目隠し」するのがセオリーだ。

だが、被災時にはそれが事前準備できない場合も十分あり得る。そこで家の中にある、あるいは入手しやすい日用品で、その代用に使えそうなものと装着方法を紹介しよう。

1.フロントガラス

レジャーシートでウインドウシェード

「緊急」と割り切るなら、これがもっとも簡単だ。

レジャーシート

使用したのは、100円均一ショップで買える、ピクニックシートの大判とマグネットが2つ。上部はクルマに傷がつかないよう、シートの上からマグネットを置き、下はワイパーで押さえるだけなので、作業には3分もかからない。

もしピクニックシートがなければ、ホームセンターやスポーツ用品店などで貰える大きなビニール袋を、ガムテープなどでつないで代用することもできる。

同じ方法はリアガラスでも使える。シートが余る場合は、カットするのではなく、たたんで洗濯バサミなどで抑えておこう。ピクニックシートは多目的に使えるので、災害時はできるだけ現存するのが好ましい。

ただし、車外に装着するので強風や雨の日は外れやすく、また寝ているうちに「盗難」されるかもしれない。避難の車中泊では、こういうものまで「貴重品」になりかねないので、できれば車内で使いたい。

レジャーシートで車中泊

その方法がこちら。

レジャーシートで窓を内張り

要はピクニックシートを2つ折りにして、両サイドをクルマのサンバイザーに洗濯バサミではさむだけ。シートが軽いため、それでもテンションが効いて真ん中から垂れることはなかった。

車中泊

ナビでテレビが見たい人は、2つ折りにせず、下部をクルマのダッシュボード方向に折り曲げるといい。少し外見は崩れるが、避難時は機能優先だ。

2.サイドガラス

ピクニックシート・ウインドウシェード

運転席・助手席と後部座席の両サイドには、ピクニックシートの小型版のほうが使いやすい。

車中泊のアイデア

装着に必要なのは、洗濯バサミではなく、このダブルクリップのSサイズ。こちらも100円均一ショップで手に入る。

車中泊のアイデア

取り付け方法は、クルマの内張りを留めているゴムと、ピクニックシートをダブルクリップで挟むだけ。このゴムはどのクルマにもあるので、まずほとんどのクルマに使える技だと思う。

ミニクリップ

ただし、クリップが大きいと隙間には入らないので、できるだけ小さいものを用意しよう。

3.スライドドア

車中泊で役立つレジャーシート

このピクニックシート&ダブルクリップには、もうひとつお勧めの使用法がある。それは雨天時のベッドメイキングに、このようにドアに装着して傘代わりの「雨除け」にすることだ。

筆者はゲレンデ車中泊時の吹雪対策として、この方法を思いついたのだが、乗用車の車中泊は車内の整理を外から行わなければならず、雨の日は傘だと動きにくい上に、人も車内も濡れやすい。

車中泊で濡れると、濡れものを干したりする余計な作業が発生するだけでなく、狭いスペースがさらに狭くなる。

冒頭で「原型維持」の必要性を書いたのは、こういうケースを想定してのもの。とにかく車中泊では「ひとつで2役」できるものが役に立つ。

車中泊と100円均一商材

今回使用したモノはこれだけで、紹介した方法ならDIYも必要ない。全部買っておいても1000円程度なので、「避難のための車中泊・防災グッズ」として用意しておいても損はないだろう。

車中泊セミナー

ちなみにこのアイデアは、2019年3月2日~3日に、横浜市にある日産自動車本社ビル1Fの「グローバルギャラリー」にて開催された、「日産でやってみよう車中泊!」のオピニオンとしてオファーを受け、電気自動車「LEAF」リーフを使った「避難のための車中泊」を、参加希望者に実体験していただくワークショップでも披露している。

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車中泊の位置づけは「手段」。 「目的」は生活ではなく、クルマ旅やアウトドアを愉しむこと。

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