このサイトでは、既に車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、20年以上の歳月をかけて培ってきた、オリジナルの車中泊ノウハウとそのアイデアを紹介しています。
一度使うと手放せなくなる、ユーティリティーでポリバレントなフライパン
この韓国生まれの両面焼き圧力フライパンは、使いやすい大きさで、いためる・焼く・蒸す・煮るが一台でできるうえに、車内調理の悩みである「臭い」と「汚れ」を回避してくれる逸品だ。
そのうえ輻射熱と圧力効果で、スピーディーに調理ができる。
確かに両面で調理ができるのも利点だが、そういう使い方は、お好み焼きか焼き魚くらいしか思いつかず、旅やキャンプのレシピにはなりにくい。
筆者がこの鍋を買ったのは、友人が牡蠣をこれで蒸すのを目の当たりにしてからだ。
電子レンジを併用したが、圧倒的にハッピーコールのほうが早く殻が開いたのには驚いた。
また「ゆで卵」も、写真のように僅かな水だけでできてしまう。
さらに衝撃的なのは、パスタを別茹ですることなく、材料と一緒に鍋に入れるだけで作れてしまうこと。
これはダッチオーブンでもできるのだが、これらはすべてハッピーコールの圧力効果によるものらしい。
もちろん本物の圧力鍋には到底敵わないが、上下磁石で密着するため、素材の中まで火が通りやすく熱がよくまわる。
それが、調理時間の短縮・カセットガスの節約・洗い物の削減にも功を奏してくれる。ちなみに「肉じゃが」もこの鍋で美味しく作れるメニューのひとつだ。
なお、筆者が使用しているのは「直火用深型 275 x 245 x 75mm」。車中泊やキャンプで使うなら、このサイズが最適だろう。
PS
あわせて料理レシピもご紹介。
こちらはもっと簡単なスペイン料理のアヒージョ。
誰が作っても100%うまくできるので、ぜひお試しを(大笑)。
※使用上の注意
焦げ付きを洗い落とす時に、金属へらや金属タワシなどは使用しないこと。
使うとフッ素コートに傷が付く。熱湯にしばらく浸してから、食器用洗剤でこすり洗うといい。
なお、ハッピーコールにはバリエーションがあるので、関心があれば以下のサイトで確認を。
車中泊 グッズ・インプレッション
車中泊の位置づけは「手段」。 「目的」は生活ではなく、クルマ旅やアウトドアを愉しむこと。

この記事がよく読まれています。



