【2023年3月更新】
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の車中泊に関する記述です。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」は、ホタルイカで有名な富山湾に面した滑川市にある複合レジャー施設。

道の駅 ウェーブパークなめりかわ DATA
道の駅 ウェーブパークなめりかわ
〒936-0019
富山県滑川市中川原410
☎076-476-9300
営業時間:9時~17時
ほたるいかミュージアムは、火曜定休・年末年始は休館
「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第14回
登録日/1998年4月17日
「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.04.12
2013.03.27
2013.04.26
2021.04.10
2023.03.19
「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」での現地調査は、2023年3月が最新です。
道の駅 ウェーブパークなめりかわ

「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の最寄りの温泉&買物施設
「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」のロケーション

「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」は、富山湾に面した富山市と魚津市の中間に位置する滑川市の、海岸沿いを走る県道1号沿いにある道の駅。
海辺にありながら、駐車場から立山連峰がはっきりと見え、映画で有名になった「剱岳」も確認できる、いかにも富山県らしいロケーションに建っている。

ただ「ほたるいかミュージアム」と、海洋深層水を利用したリラクゼーション施設の「タラソピア」を伴う複合施設になっており、普段見慣れた道の駅とはちょっと様相が違っている。

出典:道の駅 ウェーブパークなめりかわ
ロケーションをマップで見ると、能登半島とアルペンルートのある立山、さらに宇奈月温泉に通じる黒部からは少し離れた場所にあるため、春を除けば、遠方から訪れる車中泊の旅人で、あえてここに立ち寄る人は稀かもしれない。
だが「春」だけは特別だ。

滑川と云えば、「ホタルイカ」を思い起こす人は多いと思う。
例年3月になると、富山湾には産卵のためにホタルイカが深海から浅瀬に集まってくるが、滑川では漁港から約3キロまでの沿岸で、今も伝統の「わら網」を使った定置網による、ホタルイカ漁が行なわれている。

3月から5月の新月の夜に、方向性を失ったホタルイカが波にさらわれ、滑川一帯の浜辺に”身投げ”をするのは有名な話だ。

下のキャンプ場に泊まれば、運が良ければ、この写真のように海に入り、深夜に浅瀬に寄ってきたホタルイカを捕獲することもできる。

「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の施設

出典:全国「道の駅」連絡会
まず「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」には、気をつけたいことが2つある。
ひとつは海洋深層水を利用したリラクゼーション施設の、「タラソピア」には入浴設備がないことだ。
ただ、それは近くに日帰り温泉があるので、大きな問題ではないだろう。
もうひとつは駐車場だが、「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の駐車場は大きく2つに分かれている。

こちらが航空写真にAと記した「ほたるいかミュージアム」前の駐車場。

そしてこちらがBの「道の駅」の駐車場。
大半の紹介サイトは駐車台数を160台と記しているが、それはABをあわせた総数で、24時間トイレに近くて車中泊に適しているBには、50台ほどしか駐められないのが実態だ。

これはホタルイカ漁が旬を迎えた、4月中頃の週末に撮影した明け方の様子。

だが、ゴールデンウィーク中は、夜間も満車になる日があるかもしれない。
ほたるいかミュージアム

さて。
もし可能であれば、「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」には、3月~5月のホタルイカのシーズンに訪れてみていただきたい。

理由は、この時期にだけ「ほたるいかミュージアム」で”生きたホタルイカ”と触れ合うことができるからだ。
ホタルイカは今でも養殖できておらず、生きたその姿を観るには、産卵で富山湾の浅瀬に集まってくる春の「滑川」に足を運ぶしかない。
だが渚に姿を現すのは深夜で、生きたホタルイカを実際に見るのは、想像以上に骨が折れる仕事だった。

だが「ホタルイカミュージアム」の館内に用意されたプールでは、ご覧のように誰でも手にとって観ることができる。
ただし、簡単には光ってくれない(笑)。
筆者はこの微かに手の先が青く光った写真を撮るために、ずいぶん手のひらを噛まれてしまった(笑)。

またこの時期には、期間限定の「発光ショー」が行われる。
筆者はこれが目当てで訪れたのだが、残念ながら撮影は禁止。

出典:魚津市観光協会
かわりに展示されていた写真を載せておこう。「発光ショー」ではこのくらい光る様子が見学できる。

なお、ホタルイカの発光は観光漁船からも見られる。
テレビでも時々取り上げられているのだが、行われるのは筆者が苦手にしている深夜で、映像を観る限り、コストに見合うものが得られるようには思えなかった。
料金:おとな5000円
集合時間:午前2時00分
なお大漁時には、お土産に捕れたホタルイカがもらえるようだ。
ちなみに「ホタルイカミュージアム」の入館料は、おとな820円。普段は高いと思うが、この時期なら悪くはない。

「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」のレストランと売店は、「ホタルイカミュージアム」の隣にある。

ホタルイカ漁の解禁シーズンには、ここでも生が手に入る。
ただ目ん玉が飛び出すほどの”いい値段”(笑)。
ちなみに地元では、生のホタルイカをしゃぶしゃぶで食べる人が多いと聞く。
その詳しいレシピを以下の記事にまとめているので、ぜひこの時期に足を運ばれる人には参考にしていただきたい。

最後は駐車場とトイレについてだが、駐車場はフラットで車中泊に支障はない。

「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の、ベスト車中泊スポットはこのあたり。
トイレから離れると大型車レーンに近くなるので、静寂性は損なわれる。

一見駅舎のように見える上のコンクリートの建物は無人で、24時間トイレと、休憩室そして展望台になっている。

一部の紹介サイトで評判の良くないトイレは、ウォシュレットに改修されていた。

休憩室にはパンフレットが置かれている。

そして目の前には海。
若いってのは、いいねぇ~(笑)。
「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の車中泊好適度
「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:野外にあり、24時間利用可能。
缶・ビン・ペットボトル:同上

ゴミ箱は駐車場から道の駅の建物を挟んだ海側に置かれているので、ちょっと分かりづらいかもしれない。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。

こう説明すれば分かりやすいと思う。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。
それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。

ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、
道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。
すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を記載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。
「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
水橋温泉ごくらくの湯
※道の駅から約4キロ・クルマで10分
☎076-479-1359
大人440円
9時30分~21時30分 (最終受付21時)・第3水曜定休
コンビニ
ファミリーマートが約400メートルのところにある。
スーパーマーケット
約1キロのところに「大阪屋ショップ エール店」がある。
「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」のアクセスマップ
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