【2023年3月更新】
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「となみ夢の平 散居村展望台」の概要と駐車場及び車中泊に関する記述です。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の紹介です。
砺波の散居村は、扇状地に残る稲作農村を代表する”日本の原風景”のひとつ。
「となみ夢の平 散居村展望台」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2013.04.23
2016.05.03
2020.09.22
「となみ夢の平 散居村展望台」での現地調査は、2022年9月が最新になります。
となみ夢の平 散居村展望台
散居村とは?
多くの人のアタマに浮かぶ、富山に残る”日本の原風景”といえば、こちらだと思う。
特に「まんが日本昔ばなし」を見て育った世代ほどそうだと思うが(笑)、実はこの雪深い五箇山の相倉集落に残る合掌造りの山村から、わずか30キロほどしか離れていない庄川の扇状地には、対照的な広々とした平地に暮らし、先祖代々から稲作を受け継いできた散村集落がある。
散居村の特徴は、屋敷林に囲まれた家々が、平野一面に散りばめたように点在するこの景観にある。
散居村の家を囲む屋敷林は「カイニョ」と呼ばれ、大切に守り育てられてきた木立が、冬の厳しい季節風や吹雪、あるいは夏の強い陽射しなどから、今なお家屋と暮しを守り続けている。
同様の光景は、島根県の斐川平野、香川県の讃岐平野、静岡県の大井川扇状地などでも見られるようだが、およそ220平方キロメートルに7000戸程度が散らばる砺波平野は、その中でも最大規模といわれている。
ただ近くで見ると、そのスケールには気がつかない。
となみ夢の平 散居村展望台
その砺波平野に広がる散居村を一望できるビュースポットが、鉢伏山の一画に設けられた「となみ夢の平 散居村展望台」だ。
まさに圧巻。
筆者の目には、まるで”人が住む釧路湿原”のように映った。
ここからは四季を通じて様々な散居村の表情が見られるという。その写真は以下のサイトでご覧いただける。
なお展望地は2ヶ所ある。
こちらが夢の平の高台に設けられた「散居村展望台」。
展望台に通じる階段の下に19台が駐められる無料の駐車場がある。
いっぽうこちらは、「散居村展望台」からもう少し奥に進んだところにある「散居村展望広場」で、10台が駐め置ける駐車場から階段を登る必要はない。
いずれも現地電話なし。
カーナビの目印は、夢の平コスモス荘(☎076-337-2323)
となみ夢の平 散居村展望台のアクセスマップ
EcoFlow ポータブル電源 RIVER 2 Pro 大容量 768Wh 70分満充電 リン酸鉄リチウムイオン電池 6倍長寿命 高耐...
となみ夢の平 散居村展望台周辺の車中泊スポット
「となみ夢の平 散居村展望台」に最寄りの車中泊スポットは、約10キロ・クルマで15分ほどのところにある「道の駅 庄川」で、ほぼ同じ距離のところに「道の駅 井波」もある。
ご覧のような夕景が見たいという人は、そのどちらかで車中泊をするといいが、町の中にあって利便性が高いのは「道の駅 荘川」のほうだ。
富山県 車中泊旅行ガイド
車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門
バスコンからハイエース・軽キャンパーまで勢揃い! 楽天のユーズド・キャンピングカー大特集!