25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 伊豆のへそ」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
修善寺や韮崎反射炉に近い「道の駅 伊豆のへそ」は、中伊豆観光の拠点にお勧め

道の駅 伊豆のへそ DATA
道の駅 伊豆のへそ
〒410-2315
静岡県伊豆の国市田京195-2
☎0558-76-1630
観光案内所:10時~16時
売店:9時~17時(土日祝は~18時)
年中無休
「道の駅 伊豆のへそ」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第21回
登録日/2005年8月10日
前身は1976年に開業した「伊豆洋らんパーク」で、2005年に道の駅に登録。
2012年に「IZU・WORLD みんなのHawaiians」に業態変更したが、2017年8月末に閉園し、2018年に全館リニューアルを果たしている。
「道の駅 伊豆のへそ」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2010.02.11
2012.02.20
2018.02.18
2020.07.12
2022.02.25
「道の駅 伊豆のへそ」での現地調査は2022年2月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2026年3月に更新しています。
道の駅 伊豆のへそ

「道の駅 伊豆のへそ」のロケーション

「道の駅 伊豆のへそ」は、伊豆半島北部の「交差点」とも呼ぶべき「修善寺温泉」から北に5キロほどあがったところにある。

また平家に敗れた源氏の御曹司「源頼朝」が、京都から流され着いた「蛭ヶ小島」や、2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成要素として、世界遺産に登録された「韮崎反射炉」にも近く、”首都圏のリゾート地”の色彩が強い伊豆半島の中では、異色と呼べる地域にある。

宿の心配をすることなく、南伊豆の「河津」や「下田」まで足を伸ばせる車中泊の旅人にすれば、「道の駅天城越え」のほうが”伊豆のへそ”いう表現にはしっくり来るわけだが、公共交通機関を利用する旅行者の行動範囲からすると、ここがそうなるのは昔も今も変わらないのかもしれない。
「道の駅 伊豆のへそ」の施設

近くに「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」が新しくできて、求められる役割や利用者のニーズが変わってきたこともあると思うが、「道の駅 伊豆のへそ」は2018年に大規模な商業施設のリニューアルを受け、以前とは様変わりしている。
その話には後ほど詳しく触れるが、筆者は2005年にオープンした当時の「道の駅 伊豆のへそ」が好きで、今でも懐かしく思っている。
幸いにも、当時の記録が手元に残っているので、まずはそれを少し紹介しよう。
かつての「道の駅 伊豆のへそ」

当時の駅舎はプレハブの平屋で、奥にあった「みんなのハワイアンズ」の建物とは大違い。
『まさかこっちが道の駅?』
と勘違いするほど”質素”だった(笑)。

しかし隣の「情報館」はなかなかのもので、伊豆で行われた映画やテレビドラマのロケ撮影に関する情報や、作品で実際に使われたセットの小道具・大道具なども少し展示されていた。

また「道の駅 伊豆のへそ」は、鮎の友釣り発祥の地「狩野川」の中流域に面しているため、一画には入漁券や友鮎の販売所も置かれていた。

こちらは現在の「伊豆いちごファクトリー」がある建物。当時はフードコートだったが、今より観光案内所の色彩が強かったような気がする。

極めつけは「みんなのハワイアンズ」。
隣のホテルはリニューアル後も健在だが、左側は農産物直売所の「伊豆・村の駅」に代わっている。

「みんなのハワイアンズ」は、2012年に「伊豆洋らんパーク」を改称し、リニューアルした複合施設だ。

筆者は見られなかったが、国内最大規模のフラウェーブ(フラダンス・ステージ)を有し、そこでフラを披露する「伊豆の踊り子ロコガールズ」もいたという。
なので、もしかしたら福島県いわき市にある「スパ・ハワイアンズ」と関係があるのかと思ったが、それは勘違いだった。
現在の「道の駅 伊豆のへそ」

結果として、このリニューアルは「道の駅 伊豆のへそ」にとって良かったと思う。
物販飲食のブースを大幅に強化したことで、目論見通り「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」との差別化に成功している。

農産物直売所「伊豆・村の駅」の店内。
「きのこ」を全面に押し出した演出は垢抜けていて、まるで高級スーパーのようだ。

クルマに「わさびおろし」を常備している筆者は、伊豆特産品の生わさびを目ざとく発見。値段もこなれているので迷わずゲットした。

こういう買い物ができる道の駅は見ていて楽しいし、記憶にも残る。

通路を広くとって買い物がしやすいレイアウトになっている土産品売り場は、道の駅の売店の「鏡」ともいえる。

いっぽうこちらは「伊豆いちごファクトリー」の店内。「伊豆・村の駅」と同様、入場者に強いインパクトを与える演出だ。
店内は整然としていて、スタッフの教育がよく行き届いていることが伺えた。

ただし値段もいい。さすがにちょっと腰が引けたね(笑)。
なお飲食施設については、2026年2月現在は「ボンボンベリーカフェ」のみで、10時から17時(LO/16時)の営業になっているようだ。

またリニューアル後の「道の駅 伊豆のへそ」には、世界的自転車ブランド “MERIDA” の世界最大規模を誇る展示・試乗施設ができていた。
狩野川の両岸に整備された「狩野川コリドー」は、伊豆半島の多様な景観を楽しみながら、駿河湾までの往復約50キロをサイクリングできるそうで、それにマッチするコンテンツを具現化している。

今度は車中泊について。
駐車場は概ねフラットで、車中泊に支障を感じることはなかったが、唯一難点をあげるとしたら、駐車場からトイレが離れていることだろう。
トイレは一番奥のビュッフェレストランの左にあるが、手前はバス用の駐車場になっていて、普通車は停められない。

中はウォシュレットに改修済みだ。

最後に。 “MERIDA BASE” の向かいにある”HESO HOTEL”は、ユニークなルーム構成になっている。
ひとり5000円から泊まれるので、興味があればこちらのホームページで確認を。
「道の駅 伊豆のへそ」の車中泊好適度
「道の駅 伊豆のへそ」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:24時間トイレの横にあり、24時間利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上

しかし、表示が”2つ前の施設のまま”ってのはさすがにどうよ(笑)。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 伊豆のへそ」の最寄りの温泉&周辺買物施設

修善寺温泉・筥湯
※道の駅から約5キロ、行くなら修善寺観光を兼ねるのがお勧め。
☎0558-72-5282
おとな700円
12時~21時(受付最終20時30分)
無休(不定休あり)
ただし駐車場なし
※近くに有料駐車場あり
夜遅く到着する場合は、こちらがある。
弘法の湯・長岡店
道の駅から約3キロ・6分
☎055-948-2641
6時~23時
おとな平日1900円・土日祝2200円
※16時~23時(受付最終22時)は1400円。土日祝は1500円
なお駐車場が無料なので、出費に大差は出ない
コンビニ
セブン・イレブンとローソンまで1キロ
スーパーマーケット
「マックスバリュ・エクスプレス大仁店」まで約700メートル
「道の駅伊豆のへそ」のアクセスマップ
修善寺 車中泊旅行ガイド

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