倉敷の駐車場&車中泊事情【クルマ旅のプロが解説】

倉敷 倉敷
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。
スポンサード・リンク

車中泊に適しているのは、美観地区から離れた場所にある3つの無料駐車場。

倉敷マップ

倉敷の駐車場&車中泊事情【目次】

倉敷の観光事情

倉敷の駐車場事情

倉敷の車中泊スポット

スポンサード・リンク

倉敷の観光事情

大原美術館

本論の前に、まずは倉敷美観地区の所要観光時間を説明しよう。

倉敷観光に要する時間は、美術館や博物館などの「ミュージアム」をいくつ周るかにかかっている。

中高年の場合は、オーソドックスに、江戸・明治・昭和の象徴的な見学施設である「大橋家住宅」「大原美術館」「倉紡記念館(倉敷アイビースクエア)」を観る途中でランチを楽しみ、本町通りをブラブラしながらお土産を買うくらいで、ちょうど1日。

朝9時に美観地区に到着して、午後4時前に駐車場を後にする感じになると思う。

倉敷ボランティアガイド

無料のボランティアガイドツアーに参加したり、それ以上の数のミュージアムやショップをゆっくり周りたいのなら、1泊2日の予定で行くのが望ましい。

倉敷美観地区

幸か不幸か… 

美観地区は狭くて平坦なため、歩き疲れる心配はないと思うが、かわりに人で溢れ、どこに入るのにも「順番待ち」が発生する。

倉敷旅行

ゆえに行き先をあらかじめ決めて場所を確認し、効率よく周らないと時間と体力の無駄遣いにもなる。

休日の倉敷を「何の下調べもなく、手ぶらで歩こう」というのは、そもそも「無謀」な話ということだろう(笑)。

スポンサード・リンク

倉敷の駐車場事情

倉敷アイビースクエアの駐車場

車中泊のクルマ旅で倉敷を訪れたい人間にとって、観光やグルメ情報以上に知りたいのはここからの話だと思う。筆者も他にあるなら、真っ先に見てみたい(笑)。

倉敷美観地区

現地に行けばよくわかるが、美観地区内をクルマで周ることはできない。

そのためクルマを近くの有料駐車場に停め、歩いて観光することが前提になるのだが、美観地区に専用駐車場はない。

また前述したように「本気で倉敷美観地区を観光する」なら、駐車時間は7時間近くになる。

それを考えると一番のお勧めは、どのサイトにも書かれている通り、倉敷市営中央駐車場(175台/30分100円/最大料金820円)になる。

もちろん立地が良いので、午前10時までには満車になる可能性が高い。

ただし問題は、「車高2メートルまで」という制限があることだ。

つまりキャンピングカーやハイルーフ車、あるいは屋根にルーフボックスを載せているクルマは、この駐車場が使えない。

倉敷アイビースクエアの駐車場

いっぽうこちらは高さ制限のない、倉敷アイビースクエアの駐車場。

ただし、この駐車場は30分200円で上限なしと料金は高い。ただリピーターの筆者は2時間ほどの滞在なので、今は主にここを利用している。

もちろん周辺を探せば、ハイエースが停められるコインパーキングも見つかるだろうが、写真の通り、ここはアイビースクエアの目の前にあり、中を通り抜ければ美観地区は目の前だ。

倉敷の車中泊スポット

道の駅みやま公園

次は車中泊スポットについて。

倉敷を観光するなら、確実に駐車場が抑えられる午前9時前には現地に入りたい。幸い、ほとんどの見学施設は9時から門を開けている。

となると、車中泊は倉敷まで1時間以内に到着できる場所が好ましい。

その条件にマッチする無難な場所は、「道の駅みやま公園」だ。ここは休憩室が24時間開放されており、ゴミ箱も完備している。

鷲羽山展望台の無料駐車場

また気候の良い季節なら、鷲羽山展望台の無料駐車場も悪くない。

ここからは瀬戸大橋の夕景が眺められる。

酒津公園

逆に暗くなるまで倉敷を観光したい人には、美観地区から5キロほどしか離れていない酒津公園でも車中泊ができる。

駐車場にはトイレがあり、24時間利用できる。

クルマで旅する倉敷 

車中泊で訪ねる倉敷

倉敷
倉敷 車中泊旅行ガイド【クルマ旅のプロが解説】
クルマ旅のプロが、倉敷の楽しみ方と車中泊事情を詳しく解説しています。
倉敷民藝館
倉敷の「江戸町風情スポット」
倉敷で江戸町風情が残る倉敷川河畔と本通りに関する記述です。
倉敷 ボランティアガイド
倉敷はミュージアムが面白い!
倉敷の見どころといえる、様々なミュージアムを紹介しています。
倉敷
倉敷の駐車場&車中泊事情【クルマ旅のプロが解説】
クルマ旅の専門家が、倉敷の駐車場&車中泊事情について詳しく解説しています。
倉敷・美観地区の見どころ
倉敷・美観地区の見どころ
取材してきた倉敷・美観地区の見どころをご紹介。
倉敷のグルメスポット
倉敷のグルメスポット
取材してきた倉敷のグルメ情報をご紹介。
倉敷の関連記事一覧
倉敷の関連記事一覧
取材してきた倉敷(美観地区)に関連する、すべての記事の一覧です。

日本全国 車中泊旅行ガイド

車中泊でクルマ旅

大人のための車中泊入門サイト

フェイスブック
インスタグラム

この記事がよく読まれています。

車中泊のクルマ旅は、日本の新しい「旅のカタチ」
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が、車中泊で旅する魅力をご紹介しています。
車中泊で使える、クルマ・グッズ・スポットよりも大事な3つの話 2023年5月
この道25年の現役のクルマ旅専門家が提唱する、「車中泊の本質」「車中泊の流儀」「車中泊の定義」の3つの話を、分かりやすくまとめてご紹介。
道の駅での車中泊は、”禁止”ではなくルールを守れば可能です。【車中泊専門家が解説】
車中泊歴25年のクルマ旅専門家が、2024年1月現在の「道の駅での車中泊が許されるルールと理由」を詳しく解説しています。
RENOGY(レノジー)リチウムイオン・サブバッテリーの取り付けと載せ替える際の注意点と依頼先
この道25年の現役クルマ旅専門家がまとめた、RENOGY(レノジー)のリチウムイオン・サブバッテリーの、取り付けと載せ替える際の注意点と依頼先の情報です。
オートパッカーの「プロモデル」キャンピングカー ”ハイエースWiz”
車中泊旅行歴25年の現役のクルマ旅専門家・稲垣朝則が実践している、車中泊旅行スタイル「Auto-Packer(オートパッカー)」の、”プロモデル”として使われているハイエース・キャンピングカーWizの実使用レポートです。
タイトルとURLをコピーしました