25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、真鶴ブルーライン(真鶴道路)と真鶴半島の見どころに関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊旅行ガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、独自の取材に基づき、全国各地の「クルマ旅にお勧めしたい観光地」を、「車中泊旅行者目線」からご紹介しています。
~ここから本編が始まります。~
真鶴の楽しみ方は、「オーシャン・ドライブ」と「岩礁散策」の2つに分かれる。

真鶴半島の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2018.02.24
真鶴半島での現地調査は2018年2月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2026年2月に更新しています。
真鶴半島【目次】

真鶴半島のロケーション

小田原から約17キロ・25分のところに位置する「真鶴」は、湘南方面から伊豆半島を南下する際に通る最初の観光スポットだ。
評判はいいようだが、なぜかその楽しみ方をうまく伝えている情報サイトがなかなか見当たらない…
というより皆無に等しい(笑)。
おかげで筆者は、「真鶴」を理解するのにずいぶん時間を要した。
その結果分かったのは、
真鶴には、同時には味わえない2つの楽しみ方があるということだった。
ここでは、それを整理して解説しよう。
真鶴ブルーライン(真鶴道路)

まずひとつめの楽しみ方は、「真鶴ブルーライン(真鶴道路)」をドライブしながら、車窓から「相模湾」の風光明媚な景観を愛でる。

「真鶴ブルーライン(真鶴道路)」は、神奈川県南部の「湯河原町」から「真鶴町」を結んでいる有料道路で、全線が国道135号に指定されている。
正式名は「真鶴道路」で「真鶴ブルーライン」は愛称だが、一般的にはイメージが湧く愛称のほうが浸透しているようだ。
「真鶴道路」には、ガイドブックで「絶景」という表現がよく使われている。
景観がいいのは「真鶴半島」の南側で、「小田原」方面から「熱海」に向かう際には、ビーチに次々と波が打ち寄せる光景を見ることができる。
このハイウェイについては、筆者がクドクド説明するより、「神奈川県道路公社」が作成した素晴らしい映像があるので、それをご覧いただくのが一番いい(笑)。
ちなみに「真鶴道路」の通行料金は普通車で200円。通行区間にかかわらず一律となっている。
ただ「真鶴道路」は、首都圏と伊豆半島東岸を結ぶメインルートになっているため、ゴールデンウィークや夏休みの週末は、午前の下り線および午後の上り線が、激しい渋滞になることは目に見えている。
その時期に通るなら早朝を狙うのが賢明で、それには車中泊が有効だ。

ベストなのは、「小田原城」から約22キロ・25分のところに、2025年7月にオープンした「道の駅 湘南ちがさき」だが、ハイシーズンの週末は満車も十分ありうるほどの人気ぶり。
ただその場合は、有料道路の「西湘バイパス」上にある「西湘PA・下り線」が、代替えスポットとして利用できる。

このパーキングエリアは、2019年10月の台風19号で被災し、約3年半の復旧工事を経て、2023年4月にリニューアルオープンを果たしている。
神奈川県立真鶴半島自然公園

出典:神奈川県道路公社
ただし「真鶴道路」は、そのまま走ると「真鶴半島」をトンネルでスルーする。

そのため半島の先端部に行くなら、「真鶴トンネル」手前の「岩インター」で降り、県道739号に乗り換える必要がある。
このことを知らないと、もうひとつの楽しみを味わえないまま「熱海」に着く。

もうひとつの楽しみとは、「真鶴半島」先端にある岬を目指し、そこから徒歩で名勝「三ッ石」を見に行くこと。
公共交通機関によるアクセスが不便なせいか、「るるぶ」にも載せてもらえない「真鶴岬」だが(笑)、一帯は筆者が生まれる以前の1954年に県立の自然公園に認定された、古くからの景勝地だ。

「相模湾」に突き出した「真鶴岬」は、樹齢350年以上とも云われるクロマツやシイ、クス等の巨木が生い茂る、豊かな森と海に恵まれた自然公園で、遊歩道が整備され、「三ッ石」がある海岸まで徒歩で降りて行くことができる。

展望台付近から見た「三ッ石」。

こちらは長い階段を下り、海岸まで出て撮った写真だが、この風景は「かながわ景勝50選」に選ばれており、いい具合に干潮時に当たれば、「三ッ石」まで辿り着ける。

遊歩道の手前には、2020年にリニューアルされたばかりの、貝の博物館を兼ねるレストハウス「ケープ真鶴」がある。
「真鶴岬」は釣りのスポットとしても有名で、車中泊もできるようだが、リニューアル後に「ケープ真鶴」前の駐車場は、24時間1000円の有料となった。
ここは1時間でも1000円取られるので、散策するだけなら「ケープ真鶴」に着く手前にある、無料の「県営みさき駐車場」か「お林駐車場」を利用するほうがいい。
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