神戸フルーツ・フラワーパーク大沢 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック!

道の駅
道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

「車中泊禁止」の道の駅

神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

なるほど、これが車中泊旅行者の間で「噂」の看板か(笑)。

だが、のっけから表記の意味がわからない。「休憩施設だからこそ、安心して車中泊をしてもいい」というのが、「1000ヶ所を超える道の駅の常識」では。

車中泊とオートキャンプを履き違える道の駅の従業員が未だにいるから、こういう愚行が繰り返される。

車中泊とは
トラックの運転手と同じように、クルマの中で(弁当やパンなどの調理済み食品を食べて)寝る行為。
車外での調理や炊事はキャンプ行為、盗電や大量の給水は犯罪行為であって、車中泊とは「別物」だ。
これまでにも伊豆半島の「道の駅伊東マリンタウン」のように、「車中泊禁止」の看板を掲げた道の駅が幾つもあったが、以上の理由から新聞で叩かれ、現在は「それを取り下げている」。
一部の駐車スペースにかぎり「車中泊禁止」という道の駅は現在でもあるが、「全面禁止」は「道の駅」の資格を逸脱しており、逆に国交省との契約不履行になる。

神戸フルーツ・フラワーパーク

そんなことより… 筆者は、なぜここが道の駅に認定されたのか? ということのほうに大いなる疑問を感じる。

そもそも、神戸フルーツ・フラワーパークは1993年に開園した大規模なテーマパークだ。神戸市の委託を受け「株式会社神戸ワイン」がその運営を行っていたが、2014年(平成26年)4月からは「一般財団法人神戸みのりの公社」が担当することとなった。

なお、株式会社神戸ワインについては債務超過により、2014年7月1日から特別清算が開始されている。

こちらの神戸市のサイトにその詳しい説明が記されているのだが、結果的には何をやってもうまく行かず、不採算施設の活性化対策として「道の駅」にしがみついたに過ぎない。

道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

にもかかわらず、駐車場の近くにある「お茶を濁しただけのような産直店舗」には、周辺の観光パンフレットも置いておらず、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」という意識も、まったく見受けられない。

道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

そもそも主要幹線から遠く離れた「道路利用者」が立ち寄るようなロケーションではなく、もしゼロから道の駅を作るとしたら100%ここにはならないはずだ。
道路利用者が使えないような施設に、「国土交通省」の予算が使われること自体が「あってはならない」話だと思う。

ちなみに、同じような経緯を持つ長崎のハウステンボスが、HISによって再生されたように、神戸フルーツ・フラワーパークを本気で再生したければ、大資本の民間企業に売却するのが正攻法。それなら誰も文句は云わない。

今のままでは、自動車税と重量税を収めている車中泊の旅人にとって、ここには「行く価値なし」どころか、存在価値すら感じないというしかない。

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