「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の中のひとつです。
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「日本クルマ旅先100選」 ~テーマはディスカヴァー・ジャパン~
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年9月現在の「日本クルマ旅先100選」をご紹介。
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城崎温泉街の楽しみ方は「そぞろ歩き」
城崎温泉は一度到着すれば、移動手段としてのクルマは不要だ。木造の建物が軒を連ね、「そぞろ歩き」が楽しい温泉街を構成している。
食事と買物には、賑やかな「駅通り」と「湯の里通り」が適しているが、風情が感じられるのは、大谿(おおたに)川沿いの柳並木と木屋町通り、そして温泉寺の周辺だ。
文人墨客に愛された城崎温泉には24もの記念碑が建ち、湯冷ましがてらにそれらを見てまわる人も多い。
城崎温泉街界隈の見どころ
城崎温泉観光協会がある城崎町文芸館。
隣に無料駐車場があるので、最初に立ち寄って温泉街の詳細マップなどを手に入れるといい。文芸館の入場料は大人400円。隣接して志賀直哉の記念碑もある。
「鴻の湯」の向かいにある薬師公園ポケットパークには、城崎温泉の元湯をひく足湯や、茹でたての温泉卵や城崎ジェラードが食べられる店がある。
城崎温泉街の一番奥にある温泉寺は、城崎温泉を開いた道智上人により、738年(天平10年)に開創された古刹だ。
湯の里通りに面した「つたや旅館」の前には、長州藩士の桂小五郎(後の木戸孝允)が、禁門の変に破れた後、一時期この城崎温泉に身を潜めていたことを記した石碑があり、歴史作家・司馬遼太郎も取材でこの宿に逗留している。
城崎温泉に残る、桂小五郎潜居の宿「つたや」
長州藩の重臣・桂小五郎が禁門の変の後、身を隠していた『城崎温泉の桂小五郎潜居の宿「つたや」』の紹介です。
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城崎温泉街界隈のグルメスポット
まずはインターネットの口コミ情報でも比較的評判の良い、「おけしょう鮮魚海中苑」を紹介しよう。
店は駅前通りに少し離れて2軒ある。いずれも1階では鮮魚を販売しており、人だかりになっているのですぐにわかるはずだ。ただし閉店時間が18時と早いので、夕食に利用するには難しいかもしれない。
買った魚をその場で料理してくれる城崎温泉の食事処 「おけしょう鮮魚・海中苑」
メニューが豊富でリーズナブルなうえに、買った魚をその場で料理してくれる城崎温泉の食事処 「おけしょう鮮魚・海中苑」の紹介です。
そこでもう一軒紹介しておこう。湯の里通りの御所の湯近くにある「をり鶴」は、ガイドブックでもよく紹介されている食事処だ。本来は寿司屋だが、定食もやっており、夜も比較的リーズナブルなプライスで楽しめる気さくなお店だ。
ランチも夜も気楽に食べられる、城崎温泉の「をり鶴」
創業以来70余年の歴史を持つ、城崎温泉の老舗寿司店「をり鶴」の紹介です。
最後にユニークなデザートをご紹介。
ロープウェイ乗り場の手前にある「城崎ジェラードカフェchaya」では、自分の好みの硬さに茹でた温泉卵を、こんなふうに食べられる。
ロープウェイ乗り場の手前にある「城崎ジェラードカフェchaya」では、自分の好みの硬さに茹でた温泉卵を、こんなふうに食べられる。
「温泉たまご」の斬新な食べ方ができる、城崎ジェラートカフェchaya
「薬師公園ポケットパーク」にある「城崎ジェラートカフェchaya」の紹介です。