車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、乗鞍高原にある市営の日帰り温泉施設「湯けむり館」の情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊温泉旅行ガイド

この記事は「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、15年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価し、車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる、各温泉地の魅力を紹介しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
~ここから本編が始まります。~
白濁のお湯は、pH3.2の酸性単純硫黄泉

湯けむり館 DATA
乗鞍高原 湯けむり館
〒390-1513
長野県松本市安曇鈴蘭4306-6
0263-93-2589
大人730円
10時~20時30分(受付最終20時)
火曜定休
「湯けむり館」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2008.05.02
2009.02.18
2012.09.17
2013.09.23
2018.04.25
2019.08.08
2024.07.26
「山水館 信濃」での現地調査は2024年7月が直近になります。
湯けむり館【目次】

「湯けむり館」の入湯レポート

1990年に開業した「湯けむり館」は、乗鞍高原を訪れるハイカーや、スキーヤーの疲れを癒し続けてきた名湯だ。
硫黄臭を伴う白濁のお湯をたたえ、車中泊ができる「乗鞍観光センター」と、「白骨温泉」に通じる「乗鞍スーパー林道」のゲートに隣接する好立地にあることから、筆者も開業間もない頃から幾度もここを利用してきた。

しかし設備が老朽化したため、2013年4月に道の向かい側に移転し、リニューアルされた。上は懐かしい旧館の写真。圧倒的に広い露天風呂と、存在感のある薪ストーブが印象的だった。

いっぽうこれが現在の「湯けむり館」。
外観はガラス張りのモダンなデザインで、外には「足湯」もある。
また併設するレストランPRIMAVERAでは、今はピザだけでなく定食類やビールとおつまみもいただける。

ただ残念なことに…
以前に比べて新館のお風呂は、内湯が約3分の2、露天風呂に至っては3分の1ほどの大きさになり、どちらも石のタイル貼りの湯船にかわった。
確かにキレイにはなったが、そのぶん風情が失われてしまった感は否めない。
かつての檜の内湯と、広い浴槽に乳白色の湯がなみなみと満ちた休館を惜しむ声も多いと思うが、もしかするとお湯の湧出量が減ったのかもしれない。
なおこの規模では、ハイシーズンにはかなりの待ち時間が出ると予想される。

休憩室には寝転べるスペースも用意されている。

ちなみに以前は「乗鞍観光センター」のバスチケット売り場の窓口に、この割引券が置いてあり、誰でも自由にもらうことができたが、2024年7月に訪ねた時には見当たらなかった。
コロナ禍以降は、どこともこの手の割引がなくなっているようで致し方ない。
「湯けむり館」のアクセスマップ
ちなみに「湯けむり館」から少し道を下ったところに、「せせらぎの湯」という無料の湯小屋があるが、定員は3名がギリギリ。

ここは早朝に行かないと寛げないと思う(笑)。

また乗鞍高原温泉郷には、公共施設の湯けむり館より安い料金で外来利用ができる温泉宿がいくつかある。
中でも筆者が勧めるのは、540円で極上の温泉気分が味わえる、写真の「山水館 信濃」だ。
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