下呂温泉 車中泊旅行ガイド【クルマ旅のプロが執筆!】

下呂温泉 温泉
「クルマ旅のプロ」がお届けする車中泊温泉旅行ガイド
「クルマ旅専門家」・稲垣朝則が、10年以上かけてめぐってきた全国の温泉地を、「車中泊旅行者の目線」から再評価。車中泊事情や温泉情緒、さらに観光・グルメにいたる「各温泉地の魅力」を、主観を交えてご紹介します。
失敗しないための、車中泊温泉旅行ガイド
クルマ旅のプロがまとめた、北海道から九州まで車中泊で出かけたい全国の温泉地ガイドの決定版。
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岐阜県では奥飛騨温泉郷を凌ぐ「居心地」を持つ、ベストと呼ぶに相応しい、車中泊温泉旅行の好適地。

下呂温泉

下呂温泉【目次】

下呂温泉の概要

下呂温泉の共同浴場と、お勧めの温泉旅館

下呂温泉で、最初に手に入れたいもの

下呂温泉は1泊2日がお勧め

下呂温泉の駐車場と、車中泊スポット

下呂温泉の見どころと食べどころ

下呂温泉「モデル車中泊コースガイド」

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下呂温泉の概要

下呂温泉

発見以降、約1000年の歴史を誇る下呂温泉は、室町時代の禅僧「万里集九(ばんりしゅうく)」が、また江戸時代には徳川家康以降四代の将軍に仕えた儒学者「林羅山(はやしらざん)」が、有馬温泉、草津温泉と並ぶ「日本三名泉のひとつ」と称した、古くからの温泉地だ。

下呂温泉 水明館

事実、天然の石鹸効果がツルツル感をもたらすpH8.9のアルカリ性単純泉は、「日本三大美人の湯」と呼ばれる川中温泉、龍神温泉、湯の川温泉のpH値を遥かに凌駕している。

下呂温泉

下呂温泉は、JR高山線の開通や国道41号の全線開通によって昭和初期に発展を遂げるが、その後の高速道路網からは外れ、東海地方を除けば知名度はそう高くない。

下呂温泉

それもあってか、ことさらに高級感を打ち出すこともなく、どちらかとえば庶民的な雰囲気で、露骨にキャンピングカーを嫌うような素振りもない。

居心地においては、同じ岐阜県の奥飛騨温泉郷との大きな隔たりを感じる。

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下呂温泉の共同浴場と、お勧めの温泉旅館

噴泉池

まず下呂温泉と云えば、どのガイドブックにも、この「噴泉池」が登場するわけだが、飛騨川河川敷に湧く源泉掛け流しの無料混浴露天風呂は、現在は男女とも水着着用が義務付けられ、もはやプールのイメージが拭えない。

「噴泉池」以外にも、下呂温泉には3つの共同浴場が用意されているので、まずはその3つの入湯レポートから紹介しよう。

下呂温泉

さて。筆者は特にこういう温泉地では、温泉旅館が丹精込めて築いた「湯殿」を訪ねるのを楽しみにしている。

風情もさることながら、アメニティーが共同温泉に比べると格段に良いため、何より家内が喜んでくれるのがありがたい(笑)。

下呂温泉でも後述する「温泉手形」を利用して、数軒の名宿の温泉に足を足を運んできたので、その中から2軒をここで紹介しておこう。

下呂温泉で、最初に手に入れたいもの

下呂温泉

筆頭はやはり、この「湯めぐり手形」だ。

1300円で写真の木札を買うと、加盟施設の中から3件の温泉に入湯できる。

ただし「湯めぐり手形」はひとり一枚必要で、1枚の「湯めぐり手形」を2人で同時に使用することはできない。

とはいえ、下呂温泉のホテル・旅館の日帰り入浴料金は1000円に近いところが多く、かなりの割安感があるのは事実だろう。

下呂温泉

「湯めぐり手形」は、観光案内所とお土産店及び日帰り入浴を受け付けているホテル・旅館で手に入る。

ただし混雑時には利用できない場合があるのと、人気の高い旅館ほど入浴制限を設けていることが多いので、訪ねる前に電話で状況確認をするほうが確実だ。

筆者は公式サイトに記されていた利用時間と、実際の利用時間が違っていて残念な思いをさせられたこともある。

湯めぐり手形 公式サイト

そのほかでは、「下呂発温泉博物館(400円)+クアガーデン(700円)+白鷺の湯(400円)」のセット券も1,000円で販売している。

こちらのチケットは、上記の3つの施設に行けば買うことが可能だ。

下呂温泉 割引券

いっぽう下呂温泉に行く人の中には、温泉は1日1回で十分という人もあると思う。そういう人には、この割引券がお勧めだ。

「温泉寺」の本堂前にある湯薬師如来尊像の横に置いてあるので、覚えていれば先に立ち寄ってから行くといい。

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下呂温泉は1泊2日がお勧め

下呂温泉

上記の「温泉手形」を使えば3軒の温泉施設が利用できることに加え、温泉街には、夜に一杯やれる店が何軒もある(笑)。

そのうえ温泉街の中心から少し離れたところに、トイレが使える無料の駐車場があるので、車中泊でも行きやすい。

下呂温泉

ただ下呂温泉は、個々のホテルや旅館が独自の源泉を持っているのではなく、良質な温泉を将来にわたって安定供給すべく、1974年(昭和49年)からお湯の集中管理システムを採用している。

そのため温泉を「ハシゴ」しても、泉質が異なるお湯は楽しめない。

それを加味すると、下呂温泉では1泊2日が妥当な滞在期間といえるだろう。

下呂温泉の駐車場と、車中泊スポット

下呂温泉

下呂温泉は温泉街にトイレ付きの無料駐車場があり、周辺には道の駅、キャンプ場、さらにスーパーやコインランドリーも揃っており、車中泊環境はすこぶる良好だ。

ただそれをここに列記するには、ボリュームがありすぎるので、別途ページを用意し、そちらに詳しくまとめている。

下呂温泉の見どころと食べどころ

土産屋が並ぶ温泉街は、大きく2ヶ所に分かれている。

下呂温泉

ひとつは下呂発温泉博物館や白鷺の湯がある「湯の街通り」と「山の手通り」の界隈で、小さな温泉宿と住民の生活感が残る昔ながらの温泉街だ。

下呂発温泉博物館

下呂発温泉博物館

「下呂発」と書かれているように、下呂温泉のみにこだわらず、日本各地の温泉を科学的見地からとらえ、温泉の湧き出すしくみや、泉質、効能などを紹介。

さらに温泉の発見伝説、江戸末期から明治の温泉番付など、温泉好きには興味深い資料を「温泉の文化」として分かりやすく紹介している。

下呂発温泉博物館

入館料 大人400円
☎0576-25-3400
9時~17時・木曜定休(祝祭日営業)
駐車場は、向かいにある「下呂中央駐車場」を利用。1時間まで無料、以降30分100円

なおその後温泉に行くなら、前述したセット券の利用をお勧めする。

温泉寺

温泉寺

下呂温泉には昔、湯の峰から湧き出る温泉が突然止まってしまい、村人が困りはてていた時、薬師如来の化身といわれる白鷺が舞い降りて、新しい温泉を村人に知らせたという伝説があり、温泉寺にはその薬師如来が祀られている。

温泉寺

薬師如来像は「湯掛薬師」として親しまれており、薬師の下からは霊泉が湧き出している。

なお前述したように、「クアガーデン露天風呂」の割引券がその横に置いてあるので必要な人はお忘れなく。

温泉寺

また温泉寺は下呂温泉随一の紅葉スポットととしても有名で、例年11月中旬にはライトアップと、特設の足湯が用意される。

ただし手前には173段の石段があるので、中高年は息は上がる(笑)。

さて。

もうひとつの温泉街は、「せせらぎの小径」から下呂大橋の間に整備された柳の並木筋で、こちらにはモダンなコンクリートの建物が軒を連ねている。

下呂温泉 チャップリン

ここで気になるのが、「白鷺橋」にあるチャップリンのブロンズ像。

映画「キッド」のワンシーンを再現しているらしいが、チャップリンと下呂温泉には全く因果関係はないとのこと。

温泉客に町歩きを楽しんでもらうため、第1号としてチャップリンを設置し、その後もハリウッドスターの銅像を温泉街に増やす計画だったというが、諸事情により頓挫。一応は「一時中止」ということになっているようだ(笑)。

下呂温泉市営駐車場

なお、いずれのエリアにも公営の有料駐車場があり、飲食やそぞろ歩きをするには困らない。

今度は、温泉街から少し離れたところにある、下呂温泉で一番規模の大きい観光施設を紹介しよう。

下呂温泉合掌村

下呂温泉合掌村

「下呂温泉合掌村」は、昭和38年に白川村から移築した国指定重要民俗文化財の「旧大戸家住宅」及び、富山県の五箇山などから移築した合掌造りを中心に、 10棟の合掌家屋で集落を再現している野外博物館。

白川郷に行かない人は、ここで世界遺産に指定されている「合掌造り」を見てみるのも悪くはないと思う。

入場料は大人800円、営業時間は8時30分から17時。

なお、隣接する「いでゆ朝市」については、以下の記事で触れている。

またクルマで30分ほど離れたところには、「下呂温泉の奥座敷」とも呼べる、炭酸泉が湧く温泉地を伴う名勝「巌立峡(がんだてきょう)」がある。

厳立峡

厳立峡

巌立峡については、以下の記事に温泉を含めた詳しい内容を記している。

下呂温泉の食べどころ

下呂温泉

まず下呂温泉では、「ギャラリー食の館」で地元の安全で安心な食材と、それらを採り入れた郷土料理のレプリカを一堂に展示しており、それが食べられる店のマップ連動パンフレットを用意している。

パンフレット ダウンロードページ

以下はその中から、筆者が実際に訪ねたお店の食レポになる。

鶏ちゃん 杉の子

まず下呂温泉を代表するソウルフード「鶏ちゃん」をご紹介。

「飛騨牛は、もうけっこう。」という人にお勧めしたいのは「鰻」。

デザートを食べるなら、風情を感じるこの店で。

下呂温泉名物。「ゆあみ屋」の”ほんわかプリン”
大阪在住の中高年が書いた、下呂温泉にある「ゆあみ屋」の”ほんわかプリン”の食レポです。
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下呂温泉「モデル車中泊コースガイド」

アクセスの悪い「下呂温泉」を、車中泊旅行のコースに組み込むとしたら、高速道路の東海北陸自動車道に近い「白川郷」と、そこから行きやすい「高山」の2つの観光地と抱き合わせるのがベターだろう。

「高山」からは「奥飛騨温泉郷」も近く、そのあと長野県に出て「上高地」や「乗鞍高原」に向かうならお勧めだが、京阪神方面からだと帰路が遠くなる。

いっぽう「下呂温泉」からは、郡上八幡に出るか、そのまま美濃加茂まで南下すれば帰りやすい。

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下呂温泉 車中泊旅行ガイド

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