四国カルストの見どころと、車中泊事情

四国カルスト絶景スポット
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊スポットガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

「四国の屋根」は、石灰岩が散らばる牧歌的な高原

愛媛県と高知県の県境に位置する「四国カルスト」は、東西約25キロにまたがって広がる高原地帯で、よく見ると白い石灰岩があちこちに顔を覗かせている。

四国カルスト

水に溶解しやすい石灰岩は、長い年月をかけて雨や地下水などに侵食され、カルストと呼ばれる独特の地形をつくる。

国内では山口県の「秋吉台」が有名だが、「四国カルスト」は、その「秋吉台」と福岡県の「平尾台」とともに、「日本三大カルスト」と呼ばれている。

四国カルスト

中心部の姫鶴平(めづるだいら)から五段高原にかけては、ライトグレイの石灰岩がばらまかれたように点在し、牛がのんびり草をはむ牧歌的な雰囲気が漂っている。秋吉台も光景はよく似ているが、こちらのほうが癒しを感じる。

いっぽう、四国カルストの東側にある天狗高原からは、晴れれば石鎚連峰から遠く太平洋まで見渡すことができる。

四国カルスト

標高約1400メートルの高台に宿泊施設の天狗荘があり、夏は避暑、秋は雲海や天体観測、また冬はウインタースポーツを楽しむ人がやってくる。

天狗荘

駐車場には、なんと県境のラインが引かれている(笑)。

天狗荘

天狗荘はキャンプ場を併設している。

オートキャンプはできないが、料金を支払えば駐車場での車中泊はできそうだ(未確認)。

天狗荘

1泊(税込み) 540円、日帰り 320円
入浴料(税込み):大人(1名)540円/小人(1名)320円
※展望風呂は宿泊客のみ利用可

天狗荘 オフィシャルサイト
☎088-962-3188

なお、姫鶴荘キャンプ場ではオートキャンプが可能だ。

姫鶴荘キャンプ場 オフィシャルサイト
料金は1台500円。コスパはこちらが断然いい。

さて。筆者が初めて「四国カルスト」を訪れたのは2011年のゴールデンウィーク。旅の目的地は、ここからほど近い梼原(ゆすはら)町に残る「坂本龍馬・脱藩の道」を訪ねることだった。

韮ヶ峠

梼原には坂本龍馬ゆかりの旧跡が幾つか残されており、2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」以降、日本中の多くの人が知る町になっている。

写真は韮ヶ峠(にらがとうげ)。今も幕末も、ここが土佐と伊予の境になる。

地図を見れば一目瞭然だが、梼原の市街地から韮ヶ峠まではかなり距離があり、車でも30分はゆうにかかる。そこで同じ行くなら、ついでに四国カルストにも寄ってみようということになった。なお、車中泊は温泉が隣接する「道の駅 ゆすはら」でも可能だ。
道の駅ゆすはら 車中泊好適度チェック! 2020年6月更新
クルマ旅のプロがまとめた、「坂本龍馬・脱藩の道」が通る梼原町にある、温泉併設の「道の駅ゆすはら」の車中泊に関する記述です。

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