25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「伏見港公園」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。

~ここから本編が始まります。~
お花見車中泊もできる「伏見港公園」は、京阪電車の「中書島駅」に隣接する、トイレ付きのリーズナブルな車中泊スポット。

「伏見港公園駐車場」DATA
〒612-8225
京都府京都市伏見区葭島金井戸町
☎075-611-7081
24時間出入り可能
1時間まで300円
以降1時間毎に100円 ※最初の30分無料
「伏見港公園駐車場」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2019.12.29
2021.03.23
2024.04.07
2024.05.17
2025.11.02
※「伏見港公園駐車場」での現地調査は2025年11月が最終になります。
伏見港公園【目次】

伏見港公園のロケーション

「伏見港公園」は、京阪電車の中書島駅・南口から徒歩約1分。しかも駐車場は信号を渡ったすぐ前にある。
それもあって、車中泊うんぬんの前に、この駐車場がもっとも威力を発揮するイベントの話をしておきたい。

そのイベントとは、「中書島駅」から2駅離れた「岩清水八幡宮駅(旧八幡市駅)」の近くにある、淀川河川公園で開催される「背割堤さくらまつり」のこと。
詳しくは上記のページをご覧いただければわかるが、2019年から「背割堤さくらまつり」の開催中は、淀川河川公園の無料駐車場が閉鎖されるようになり、クルマでアクセスできなくなっている。

そのため観光客は「岩清水八幡宮駅」周辺の駐車場にクルマを置き、そこから背割堤まで徒歩でアクセスしている。
もちろん想像通り、駅付近の駐車場は満車必至。そのうえキャンピングカーが停められるパーキングは、ここくらいしか見当たらない…
しかし、「伏見港公園」ならそんな思いはせずとも済むし、背割堤と合わせて伏見の主な観光スポットを周ることも可能だ。

ということで、

伏見の見どころと楽しみ方は、以下の記事にしっかりとまとめている。

また、伏見といえばやっぱり「お酒」。
そこで飲兵衛殿にも、とっておきの話をちゃんと用意している(笑)。

伏見には他にも利き酒ができるミュージアムや店がたくさんあるのだが、ハンドルキーパーのいない我々は、ただ指を加えて見ているしかなく、それを打開するには電車でアクセスするか、徒歩圏にある車中泊スポットを見つけるしかなかった。

そこで現地を隈なく歩き、トイレがあって伏見の繁華街まで徒歩でアクセスできる車中泊スポットを、自力で探してきたのがこの「伏見港公園」だ。
伏見港公園の施設

伏見港は、もともと豊臣秀吉による伏見城の築城以降に栄えた淀川水運の拠点だ。

その舟溜りを埋めたてて作られた「伏見港公園」は、テニスコート・体育館・温水プールを併設している大きなスポーツ公園で、市民の憩いの場になっている。

それもあって、約200台の収容台数を誇る駐車場が完備している。

出入口の屋根は高く、ジルクラスのキャブコンでも利用できる。
最大料金設定がないのは残念だが、料金は1時間以内300円で、以降1時間毎に100円が加算される。
それでも12時間換算すると1400円で、むしろ最大料金設定がないぶん出入りがしやすく、気楽にお風呂にも出かけられる。

上の写真と見比べていただければ分かるのだが、以前は利用時間は24時間ではなく、7時~23時30分までとなっており、それ以外の時間帯はゲートが開かなかったが、2025年の現在は24時間出入りが可能になっている。
それでも「車中泊OK」のお墨付きを、市から得ているわけではないので、絶対大丈夫とは云い切れないし、誰かが常識外れなことをやらかせば、即「車中泊禁止」の看板が立てられる可能性は否定できない。
そういうのが煩わしい人は、少し離れたRVパークを利用するほうが安心だろう。

さて。
さきほどのマップを見ればわかる通り、「伏見港公園」の駐車場はL字型になっており、このトイレに近いスペースには10台ほどしか停められない。

だが奥には静かなスペースが広がっており、いずれも路面はフラットで、車中泊に支障はない。
筆者はむしろ車中泊には、こちらのほうが静かで適しているように感じた。

おまけに春は車内でお花見も(笑)。

24時間使える公衆トイレには、公園の中を横切って行くことができる。

ちなみに洋式になっているのは多目的トイレのみで、ウォシュレットはない。
また多目的トイレは、夜間施錠されて使えなくなっている。

痴漢防止のためかもしれないが、これはちょっと厄介な話になった。

ただ困った時には、中書島駅の線路を超えた少し先に24時間営業のローソンがあり、「伏見港公園」からは徒歩5分ほどで行くことができる。

ちなみにローソンに行く手前には、最大料金設定がある「タイムズ中書島駅前」があり、コンビニまですぐに行ける。

しかも18時まで日帰り温泉で時間を潰してからここに来れば、翌朝8時までは330円で利用できる!
こうなると筆者も次回からは、ここを利用するかもしれない。
いずれにしても、伏見は京都中で、もっとも車中泊旅がしやすいところだと思う。
伏見港公園の最寄りの入浴施設と周辺買い物施設
約500メートルのところに銭湯の「新地湯」がある。
☎075-611-1652
おとな450円
16時~22時・日曜・月曜定休
駐車場2台

ただ「伏見港公園」には最大料金設定がないので、約4キロ・10分ほどのところにある、スーパー銭湯の「力の湯」に出かけてもいいだろう。
京都伏見のスーパー銭湯 力の湯
☎075-645-4126
平日おとな750円(土日祝850円)
10時~23時(最終受付22時30分)・無休

もう一軒、約4キロ離れたところにも「玉光湯 ひじりのね 伏見店」がある。
料金はこちらのほうが100円高いのだが、隣にコインランドリーがあり、スーパーマーケットも近くにある。

しかも駐車場はタイムズになっており、駐車後24時間の最大料金は550円。
さすがにトイレは外にはなかったが、入庫後車内でゆっくりして、遅めに温泉に入り、トイレを済ませてから床につけば、1泊550円で車中泊が可能だ。
ここはキャンピングカーのようにトイレを持参できれば、”鬼に金棒”。
だが心配ご無用。

トイレがなくても、深夜にトイレに行きたくなれば、200メートルほどのところに24時間営業のローソンがある。
ロングランで京都を旅する人には、まさにうってつけの車中泊スポットだろう。
玉光湯 ひじりのね 伏見店
☎075-925-1126
平日おとな850円(土日祝950円)
8時~24時(最終受付23時30分)・無休
181台大型駐車場完備
※入館から4時間無料(駐車券を入浴受付前のチェッカーに通す必要あり)
リラクゼーション等も利用の場合は6時間無料
コンビニ
ファミリーマートまで約500メートル
スーパーマーケット
「西友 下鳥羽店」まで約3キロ
伏見港公園のアクセスマップ
京都府の車中泊スポット 一覧
クルマで旅する京都

車中泊でクルマ旅 総合案内
クルマ旅を愉しむための車中泊入門
この記事がよく読まれています。




























