北海道に20回以上の車中泊旅行を重ねてきた、車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が、2023年7月現在の「道の駅 サンフラワー北竜」の車中泊情報をご紹介。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
整備の行き届いたパークゴルフ場と温泉が併設する「道の駅 サンフラワー北竜」は、リピーター好みの道の駅
「道の駅 サンフラワー北竜」 DATA
道の駅 サンフラワー北竜
〒078-2511
北海道雨竜郡北竜町字板谷163-2
☎0164-34-3321
営業時間
売店:8時~21時
レストラン:11時~20時(LO/19時50分)
温泉:9時30分~22時
※スタンプ押印時間は8時~22時
施設内レストランとショップの間にある階段左側横
いずれも年中無休
「道の駅 サンフラワー北竜」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第47回
登録日/2017年4月21日
2018年3月にリニューアル
「道の駅 サンフラワー北竜」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2011.07.21
2012.07.25
2015.08.01
2020.07.27
※「道の駅 サンフラワー北竜」での現地調査は2020年7月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2023年6月に更新しています。
道の駅 サンフラワー北竜【目次】
「道の駅 サンフラワー北竜」のロケーション
駅名に「サンフラワー」が使われている通り、北竜町には日本一の作付面積を誇るひまわり畑がある。
特に写真の「北竜町ひまわりの里」は有名で、7月下旬から8月中旬にかけて約200万本のひまわりが咲き、北海道の夏の風物詩として雑誌やポスターに使われている。
「サンフラワーパーク」は、そのひまわりを核にした地域おこしの中核施設として、1992年(平成4年)6月に開業し、1995年(平成7年)1月に道の駅に指定された経緯を持つ古い施設だ。
ゆえに「道の駅 サンフラワー北竜」に行くなら、ひまわりが咲いている時期がベストであることに間違いはない。
さて。
「深川留萌道」の「留萌西」インターから16キロほどのところにある「道の駅 サンフラワー北竜」は、札幌や旭川に住む道内の観光客には行きやすい場所にある。
しかし、メインの観光ルートからは外れた場所にあたるため、本州から来る旅人は、「道央自動車道」を使うことがあっても、大半は「深川留萌道」には分岐せず、そのまま旭川経由で稚内を目指して進む。
そんなわけで、普段ここでは北海道をひととおり見終えたリピーターたちが、のんびりと羽を伸ばしているようだ。
ひまわりパークゴルフ場
☎0164-34-3600
大人400円(温泉とお得なセットあり)
4コース(36ホール)を持つ、日本パークゴルフ協会公認の本格派。サンフラワーパークのすぐそばに位置し、用具のレンタルもしてくれる。
なお余談になるが、「道の駅 サンフラワー北竜」の周辺には、余分なくらい道の駅が集中している(笑)。
そこで寸評ながら、それぞれの道の駅をあわせて紹介しておこう。
道の駅 鐘のなる町秩父別
「道の駅 サンフラワー北竜」と同じく、温泉が併設している道の駅。
Aコープまで買い物に出るなら、ここで車中泊をするほうが楽だろう。
道の駅 ライスランドふかがわ
食品・土産物の品揃えが、道内でも屈指と呼べる道の駅。
町の中にあるので車中泊には騒々しいと思うが、立ち寄る価値は十分ある。
道の駅 田園の里うりゅう
雨竜沼の情報が充実しており、空いているので落ち着ける。
ここは可燃物のゴミ箱もきちんと置かれているのがありがたい。
道の駅 たきかわ
滝川市街にある物販飲食の盛んな道の駅。
ただあまりに賑々しくて、車中泊にはあまり適していないと思う。
「道の駅 サンフラワー北竜」の施設
「道の駅 サンフラワー北竜」は、宿泊機能を持つ温泉施設「サンフラワーパーク北竜」がメインの施設で、上のマップの通り、A・B合わせて5ヶ所の駐車場を有し、隣は遊具のある広い公園になっている。
2018年3月にリニューアルされた「サンフラワーパーク北竜」は、館内は改修されているが、外観と駐車場は以前とほとんど変わらない。
駐車場はどこもフラットで、車中泊に支障はない。
ただ野外にある24時間トイレの裏側は、大型車用の駐車エリアになっているため、車中泊には正面側の24時間トイレに近い場所が適している。
屋外の24時間トイレは、2018年のリニューアル時に改修され、現在は個室にウォシュレットがついている。
前の自販機横には空き缶・ペットボトル用のゴミ箱はないが、道の駅の館内では捨てられる。ただし、どこにも可燃物のゴミ箱は置いていない。
こちらは野菜の直売所だが、この日はオープン前で中は見られなかった。
「みのりっち」営業時間
5月~6月中旬:9時~16時・水曜定休
6月中旬~:9時~17時・無休
「道の駅 サンフラワー北竜」はホテルが本業なので、売店は土産品が大半。
買ってすぐに食べられるものは、ソフトクリームとお菓子類になる。
「道の駅 サンフラワー北竜」で一番ありがたいのは、レストランの営業時間だろう。
レストラン「風車」(ふうしゃ)の営業時間は、11時~20時までで、温泉同様年中無休だ。メニューも値頃で、ここはスーパーが近くにはないので、外食するほうが楽でいいかもしれない。
「道の駅 サンフラワー北竜」車中泊好適度
「道の駅 サンフラワー北竜」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:館内にあり、営業時間中に捨てられる。
「道の駅 サンフラワー北竜」の温泉&周辺買い物施設
北竜温泉(併設)
☎0164-34-3321
おとな500円
9時30分~22時(7月~8月は早朝風呂あり・6時~8時)・無休
コンビニ
セイコマートまで約2.3キロ
スーパーマーケット
Aコープ秩父別店まで約9キロ
「道の駅 サンフラワー北竜」のアクセスマップ