この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「道の駅 横綱の里ふくしま」は、相撲と鉄道マニア御用達の道の駅
「道の駅 横綱の里ふくしま」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回 /第12回
登録日/1997年4月11日
筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2009.07.15
2012.10.21
※「道の駅 横綱の里ふくしま」での現地調査は2012年10月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2022年9月に更新しています。
道の駅 横綱の里ふくしま【目次】
「道の駅 横綱の里ふくしま」の
最寄りの温泉&周辺買い物施設
「道の駅 横綱の里ふくしま」のロケーション
国道229号沿いの「道の駅 横綱の里ふくしま」は、JR函館駅から約75キロ・クルマでおよそ1時間30分、また「道の駅 北前船松前」までは約20キロ・クルマで30分足らずのところにある。
函館を午後から出て渡島半島を周回するにしても、ここはちょっと近すぎて車中泊地の候補にはしづらいし、松前に比べると町に風情がない。
ゆえに道南は初めてという旅人には、天気がいい日は「休憩地」と位置づけ、立ち寄るだけのほうがお勧めだと思う。
というのは、福島町には、その世界のファンなら見逃せない大相撲と鉄道のミュージアムがある。
どちらも「道の駅 横綱の里ふくしま」の近くにあって、入場料も値頃なうえに、共通入場券(大人700円)もある。
こちらは福島町出身の第41代横綱千代の山と、第58代横綱千代の富士の2人の横綱の偉業を称える記念館で、道を挟んで「道の駅 横綱の里ふくしま」に隣接している。
横綱 千代の山・千代の富士記念館 詳細紹介サイト
いっぽうこちらは「道の駅 横綱の里ふくしま」から700メートル足らずのところにある「福島町青函トンネル記念館」。
トンネル完成までの物語を、展示資料と映像で体感することができる。
福島町青函トンネル記念館 詳細紹介サイト
「道の駅 横綱の里ふくしま」の施設
このマップを見ればよくわかるが、「道の駅 横綱の里ふくしま」の施設は非常に小さく、実態としては観光用のインフォメーションと、土産物の売店があるだけで、食事施設はない。
むしろ「横綱 千代の山・千代の富士記念館」と呼ぶほうが相応しいくらいだ。
ただ、売店は生産量日本一を誇るスルメイカの物産販売センターを併設しており、スルメ好きにはお勧めだ。
駐車場はフラットで、町中にある道の駅らしく周辺の車中泊環境は整っている。
トイレもウォシュレットに改修されており、風が強い日や雨の日は「道の駅 北前船松前」まで行くより、ここでの車中泊をお勧めする。
「道の駅 横綱の里ふくしま」 車中泊好適度チェック!
ゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:屋外の自販機横にあり
【プロの寸評】
北海道らしい自然は感じられないので、ひととおりそういうところを見終わった人にお勧めしたい。
「道の駅 横綱の里ふくしま」 最寄りの温泉&周辺買い物施設
道の駅から約6キロ・クルマで10分ほど
☎0139-48-5955
大人400円
10時30分~21時30分・月曜定休
コンビニ
は徒歩圏内に「セイコーマート福島店」がある。
スーパーマーケット
最寄りのスーパーは、約2キロのところにある「コープさっぽろ ふくしま店」。