この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「道の駅 ルート229元和台(げんなだい)」は、車中泊より日本海の景観を楽しむ道の駅
「道の駅 ルート229元和台」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回 /第9回
登録日/ 1995年8月3日
筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.10.21
2015.08.21
※「道の駅 ルート229元和台」での現地調査は2015年8月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2022年9月に更新しています。
道の駅 ルート229元和台【目次】
「道の駅 ルート229元和台」の
最寄りの温泉&周辺買い物施設
「道の駅 ルート229元和台」のロケーション
「道の駅 ルート229元和台」は、「東洋のグランド・キャニオン」の異名を持つ「館の岬」で有名な、乙部町を通る国道229号沿いの道の駅だ。
はるか昔、いくつもの地層が堆積する海の底にあったこの一帯は、地殻変動によって隆起した。
長い年月をかけ、荒波と強風によって造形された断崖は、日光の陰影によって様々な表情を見せるという。
いっぽうこちらは、「とるば」に指定された「道の駅 ルート229元和台」から見える国道229号。
渡島半島の日本海側に沿って延々と走るこの道は、かつて盛んだったニシン漁にちなみ「日本海追分ソーランライン」とも呼ばれている。
「道の駅 ルート229元和台」があるのは、「道の駅 江差」から約16キロ・20分ほど「せたな町」方面に走ったところで、タイミング・設備ともに車中泊にはそぐわないが、この景色を見るために立ち寄ってみる価値は充分にある。
「道の駅 ルート229元和台」の施設
1995年にオープンしているせいか、施設は簡素で、館内には土産物が置かれた売店と休憩所しかない。
だが、駐車場がこんなに広いのにはワケがある。
「道の駅 ルート229元和台」の裏手には「元和台海浜公園」があり、海の前にあるプール式海水浴場へと道が続いている。
ここは道路休憩施設というよりも、地元住民が短い夏を謳歌するための場所なのだろうが、ここまでスケールがでかいと、不思議に腹も立たない(笑)。
「道の駅 ルート229元和台」車中泊好適度チェック!
ゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:同上
営業時間内にゴミ袋を購入すれば処分が可能。料金は燃えるゴミ20L 55円、燃えないゴミ20L 55円。
【プロの寸評】
風景写真が好きな人はこの道の駅に立ち寄ると思うので、ついでにゴミを処理していくといい。北海道ではこういうチャンスを逃さないことも大事だ。
「道の駅 ルート229元和台」最寄りの温泉&周辺買い物施設
道の駅から約6キロ・クルマで10分
☎☎0139-62-3264
大人400円
11時~ 21時・無休
コンビニはローソンが約5キロのところにあるが、スーパーは付近にない。最寄りの大きな町は約16キロ離れた江差で、そこにはラルズマートがある。温泉にも食堂はないので、食事は持参するほうが無難だ。