25年のキャリアを誇る車中泊旅行家がまとめた、「道の駅 開国下田みなと」の車中泊に関する情報です。
「正真正銘のプロ」がお届けする、リアル車中泊スポットガイド
この記事は、1999年から車中泊に関連する書籍を既に10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「車中泊旅行家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。


~ここから本編が始まります。~
「道の駅 開国下田みなと」では、ハイルーフのハイエースでも”屋根あり駐車場”で車中泊ができる。

道の駅 開国下田みなと DATA
道の駅 開国下田みなと
〒415-0000
静岡県下田市外ケ岡1-1
☎0558-25-3500
9時~17時
年中無休(臨時休館あり)
「道の駅 開国下田みなと」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第19回
登録日/2003年8月8日
前身は2000年11月にオープンした、博物館や地場産品販売所などを備えた複合交流施設「ベイ・ステージ下田」。
「道の駅 開国下田みなと」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2010.02.12
2015.02.26
2018.02.26
2019.09.03
2021.11.26
2022.02.26
2026.02.20
「道の駅 開国下田みなと」での現地調査は2026年2月が最新です。
道の駅 開国下田みなと

「道の駅 開国下田みなと」のロケーション

「道の駅 開国下田みなと」は、日米和親条約により即時開港となった、下田港の一角に建っている。

歴史ファンにとって下田は、幕末の志士「吉田松陰」「坂本龍馬」、さらに黒船でやってきた「ペリー」ゆかりの地として、伊豆では外せない旅先だ。

ただ早春に限って云えば、「道の駅 開国下田みなと」は「河津桜まつり」の会場にもっとも近い道の駅ということになる。

「道の駅 開国下田みなと」は、「河津桜まつり」のメイン会場の「河津桜交流会館」から、約15キロ・20分のところにある。

また「河津」よりも空いていて、近年では車中泊の旅人に人気がある、もうひとつの”河津桜まつり”が行われる「上賀茂温泉」からも、約11キロ・20分のところに位置している。
「河津桜まつり」に合わせて、車中泊スポットを調べに当サイトに来られた方には、いずれの桜まつりについても、この記事同様に『ツボをしっかり抑えたリアルに役立つ情報(笑)』を以下にまとめているので、ぜひ合わせてご覧いただきたい。

そんなわけで、
夜間満車もありうる「道の駅 開国下田みなと」の混雑を避け、隣にある「まどが浜海遊公園」を利用する人もいる。
いや、正確には「いた」。

かつてこの公園の駐車場は、24時間出入りができ、終日使えるトイレが入口の建物にある穴場的存在だったのだが…
2019年9月に行くと、明らかに利用条件が変わっていた。
以降、2026年2月現在も17時で閉鎖され、実質的に車中泊は不可能になっている。

とはいえ、広い敷地には「坂本龍馬」の銅像のほかに足湯もあり、車中泊ができなくても、朝のワンちゃんの散歩に”うってつけの場所”であることは確かだ。
念の為、下田の代替え車中泊スポットもあわせて記載しておくが、台数は少なく、特に「河津桜まつり」の時期は、『空いていたらラッキー』くらいの話だと思う。
「道の駅 開国下田みなと」の施設

「道の駅 開国下田みなと」の駐車場の構造は独特で、単純に云うと上のイラスト図のグレイの部分は全部駐車場になるのだが、右の広い部分が青空駐車場で、左側の一部は「ウッドデッキ広場」下の”屋根あり”駐車場になっている。

ただし★印をつけた大型駐車場以外は、高さ2.5メートルまでのこの”ゲート”をくぐらないと入れない。

よってキャブコンのようにそれ以上の車高を持つ車両は、こちらの駐車場を利用することになる。
路面はフラットで車中泊に支障はないが、大型トラックも利用するし、すぐ近くが海なので、強風が吹くとモロに食らうことにはなるだろう。

奥に見えているのが24時間トイレで、中はウォシュレットになっている。

こちらがその左側の普通駐車場。同じく路面はフラットで車中泊に支障はない。
かつては大型車駐車場と行き来できたのだが、2022年2月はそこが封鎖され、入庫するには、先ほどの2.5メートルまでのゲートをくぐらなければならなくなっていた。
ただ歩いて行き来はできるので、大型車駐車場のトイレは利用することができる。

いっぽうこちらが”屋根あり”駐車場で、二階部分が「ウッドデッキ広場」になっているおかげで、悪天候でも風雨にさらされる心配がない。
特に「河津桜まつり」が開催される真冬は、晴れれば放射冷却でクルマが凍てつくだけに、FFヒーターのないミニバンなどの普通車にとって、それを遮断してくれるこの場所は、このうえなく快適な車中泊環境といえるはずだ。
ただしアイドリングするとエンジン音が反響し、排ガスが付近に滞留して匂う。
ここでは車内にいても気になるくらいの人迷惑なので絶対に控えよう。
逆にそういう旅行者が多いと感じれば、あえてここを利用しない方法もある。

メインの24時間トイレは、高さ2.5メートルの”ゲート”の横にある。

もちろんこちらも中はウォシュレットだ。

続いて建物の紹介に移ろう。
写真は2階の駅舎玄関前にある「ウッドデッキ広場」で、「道の駅 開国下田みなと」の休憩スペースは、野外・屋内ともに2階に設けられている。

駅舎の中は、左に下田の土産物雑貨を売る「まるごと下田館」があり、その横に「下田観光案内所」があって、奥がソファの置かれた室内休憩室になっている。

また4階には「ハーバーミュージアム」と「JGFAかじきミュージアム」がある。
料金は通常おとな500円だが、こちらのページをプリントして提示すれば100円の割引が得られる。

なお、駅舎の隣には地元魚介類が味わえる「地魚回転寿司 魚どんや」があり、その日のおすすめをお得なセットにした「地魚三昧」や、地金目を色々な味で楽しめる「地金目三昧」などが味わえる。
ここは夜20時30分まで営業しているのがありがたいね。

また一階にある食事処「さかなや」は、特産の金目鯛の煮つけと刺身の定食メニューが充実している。
写真は両方揃った「地金目定食」2300円。
ランチにしては値が張ると感じるかもしれないが、稲取や河津の市内で食べるより、多少は安いと思う。


隣接する海産物の製造直売所「まるいち」には、おみやげ用に金目鯛の加工品も数多く並んでいる。
なお、下田の特産品と云われる「金目鯛」に関する詳しい情報はこちら。
また「道の駅 開国下田みなと」のショップについては、以下のサイトを参考に。

なお洋食系が欲しい人には、ボリューム満点のアメリカンバーガーが食べられる「下田バーガー」の店もある。
最後に。

向かいの倉庫の一角には、朝7時から開いている「金目亭」がある。ここは朝食がたべられるとあって、車中泊旅行者にも好評のようだ。
「道の駅 開国下田みなと」の車中泊好適度
「道の駅 開国下田みなと」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:屋外に設置されており、24時間利用可能
缶・ビン・ペットボトル:同上

2018年2月までは、大きな可燃物のゴミ箱が「ウッドデッキ広場」に置いてあった。

2022年2月。可燃物のゴミ箱はずいぶんサイズが小さくなっていた(笑)。

ただ代わりに館内に大きなゴミ箱が設置されている。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。 しかしそれを道の駅で食べると、残った容器はゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、 道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。 すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日自宅に帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を掲載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。

「道の駅 開国下田みなと」 最寄りの温泉&買物施設
温泉は約4キロ・10分ほど離れた、蓮台寺温泉にある「金谷旅館」が断然お勧め。
これほど風情のある温泉はそう多くはあるまい。筆者はこの温泉に行くのも下田に足を運ぶ理由のひとつになっている。
金谷旅館
☎0558-22-0325
おとな1000円
※時期によって料金は変動
9時〜22時(受付最終21時)
不定休
利用時は事前に電話で確認を。
コンビニ
セブンイレブンまで約500メートル
スーパーマーケット
「下田とうきゅう」まで約1キロ。ここには「しまむら」と「ダイソー」もある。

筆者のお勧めは、東急から1キロほど離れたところにある「フードストアあおき広岡店」だ。

「フードストアあおき広岡店」は鮮魚売り場に調理コーナーがあるので、金目鯛を買って刺し身にしてもらうことができる。

また下田まで来る途中で「道の駅 天城越え」を通る場合は、格安の生わさびを仕込んでおけば、キャンピングカーでなくても、車内で極上の酒の肴にありつける。
ただしその場合は、鮫皮のわさびおろしも持参しておくといいね。

「道の駅 開国下田みなと」のアクセスマップ
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