珠洲の観光&車中泊情報を、クルマ旅のプロがご紹介。

能登半島 石川県のロケ地
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、全国各地からセレクトした「クルマ旅にお勧めしたい100の旅先」の紹介です。
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珠洲は、能登半島の日本海側と富山湾側に見どころを持つ「さいはての町」。

能登半島の先端部を占める珠洲市は、「外浦」と「内浦」の両方に面した、まさに「能登半島の縮図」のようなエリアだが、短い旅行日程では、なかなか珠洲をじっくり見るのは難しい。

珠洲の観光&車中泊情報【目次】

真下から見上げることができる「垂水(たるみ)の滝」

日本の重要無形民俗文化財「揚げ浜式塩田」

奥能登絶景街道「木ノ浦」

能登半島の最北端「禄剛崎(ろっこうさき)」

えんむすびーち「恋路海岸」

珠洲のベスト車中泊スポット

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真下から見上げることができる「垂水(たるみ)の滝」

垂水の滝

落差およそ35メートルを誇る「垂水の滝」があるのは、輪島市と珠洲市のちょうど境を通る「八世乃洞門トンネル」を珠洲側に抜けてスグのところ。

垂水の滝

ご覧の無料駐車場が用意されているので、通り過ごさないようトンネル出口ではスピードを落とすほうがいい。

垂水の滝

駐車場から滝壺までは歩いて行ける。

垂水の滝

直接海に注ぎ込む「垂水の滝」は、真冬の強い海風が吹き付ける日には、流れ落ちる水が風に煽られ、空に向かって吹き上がることから、別名「吹き上げの滝」とも呼ばれている。

さすがにそうなると容易には近づけないが、ほぼ真下から見上げられる「垂水の滝」は、数ある滝の中でも希少なフォトスポットと云えるだろう。

日本の重要無形民俗文化財「揚げ浜式塩田」

揚げ浜式塩田 珠洲

古来より奥能登に伝わる伝統技術「揚げ浜式製塩」については、「道の駅 すず塩田村」の記事に詳細を記している。
道の駅 すず塩田村 車中泊好適度をクルマ旅のプロがチェック!
クルマ旅のプロがまとめた、「道の駅 すず塩田村」の車中泊に関する記述です。

奥能登絶景街道「木ノ浦」

能登絶景街道

珠洲の海岸沿いを走る国道249号と県道28号は、あわせて「奥能登絶景街道」と呼ばれている。

椿展望台

そのハイライトと呼べる場所が木ノ浦の「つばき展望台」で、この記事の冒頭に使った夕景は、ここから撮影した。

さらにここには、「とっておき」とも云える食事処がある。

つばき茶屋

つばき茶屋

「つばき展望台」の前に立つ食事処で、クルマは「つばき展望台」の駐車場に停める。

つばき茶屋

看板メニューの「でまかせ定食」。

一種の日替わり定食で、メインのおかずは日によって違うらしいが、1000円(税込)でこれほど手の込んだ料理が出てくれば、誰でも喜ぶに違いない(笑)。

つばき茶屋

こちらは「イカさま定食」1100円(税込)。いずれにしてもコスパは高い。

ただ、この頃はいつ行っても満席らしいので、できれば予約をしていこう。

☎0768-86-2059
10時~16時・不定休

グーグルナビに早変わり!
スマートフォンでご覧の方は、「拡大地図を表示」の文字をタップし、続けて画面下の経路をタップ、さらに画面上の「出発地を入力」の欄をタップして「現在地」を選択し、一番下の開始をタップすれば、画面がそのままグーグルナビに切り替わります。

さて、その「つばき茶屋」で見つけた2枚の色紙が気になった。

さいはてにて

そこで調べてみると、「さいはてにて」という映画が、近くの「木ノ浦海域公園」を舞台に撮影されていた。

さいはてにて

行ってみると、「ヨタカ珈琲」はセットのまま残されていた。

ヨタカ珈琲

映画「さいはてにて」は、こんな映画。

能登半島の最北端「禄剛崎(ろっこうさき)」

禄剛崎

「禄剛崎」はポツンとひとつ小さな灯台が建っているだけの、まさに「さいはて」の地だが、かつてはここで電灯代わりに狼煙(のろし)が使われていた。

えんむすびーち「恋路海岸」

恋路海岸

見附島から恋路海岸一帯のビーチを総じて指すようだが、正直云って、能登の海の値打ちを下げる、なんともダサいネーミングでもったいない。

見附島

実際には、こんなに美しい自然と奥ゆかしい歴史を有する無料の公園があるのだが、その名前のおかげで、そういうイメージはまったく沸かない。

ゆえに我々中高年は、行って初めてその素晴らしさに気がつくことになる。

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珠洲のベスト車中泊スポット

見附公園

「揚浜式塩田」「木ノ浦」「禄剛崎」の界隈にも車中泊スポットはあるが、珠洲エリアは1日あれば十分に見て周れる。

それを考えれば、最後にゆっくりできる「見附公園」が一番なのは明白だ。

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