【2023年3月更新】
車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、「道の駅 吉野路大淀iセンター」の車中泊に関する記述です。
この記事は車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
「道の駅 吉野路大淀iセンター」は、吉野山に最寄りで、農産物直売所の品揃えが豊かな道の駅。
道の駅 吉野路大淀iセンター DATA
道の駅 吉野路大淀iセンター
〒638-0801
吉野郡大淀町大字芦原536-1
☎0747-54-5361
営業時間:9時~17時
火曜定休
「道の駅 吉野路大淀iセンター」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第16回
登録日/2000年8月18日
「道の駅 吉野路大淀iセンター」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介
2009.03.21
2009.04.05
2010.02.25
2011.04.09
2012.10.06
2020.04.04
2023.03.29
「道の駅 吉野路大淀iセンター」での現地調査は、2023年3月が最新になります。
道の駅 吉野路大淀iセンター
「道の駅 吉野路大淀iセンター」のロケーション
国道169号沿いに建つ「道の駅 吉野路大淀iセンター」は、桜で名高い世界遺産の吉野山まで約10キロ、クルマで15分ほどのところにある。
ということは…
吉野が写真のような光景になる4月初旬から中旬の週末は、昼夜を問わず満車になるということだ。
ただ現在は、近くに「道の駅 飛鳥」ができたことで、以前に比べると多少は混雑の度合いが緩和されていると思う。
とはいえ、桜の時期にここで車中泊をしようと思っているなら、深夜に到着するのは避けたほうがいい。
また観桜期の吉野山へのアクセスだが、吉野山まで行くつもりなら、朝8時には出ないと駐車場が埋まる可能性がある。
それも含めた、桜の季節の吉野山の見どころとマイカーアクセスについては、こちらの記事に詳しくまとめてあるので、ぜひ参考にしてみていただきたい。
今のところ筆者が知る限り、この記事より詳しい桜の吉野山のガイドはない(笑)。
「道の駅 吉野路大淀iセンター」の施設
航空写真で見るとよく分かるように、「道の駅 吉野路大淀iセンター」は巨大な採石場と隣接しており、駐車場は大きくAとBに分かれている。
もちろん車中泊に適しているのはAで、24時間トイレにも近く、路面もほぼ平坦だ。収容台数44台とはここのことで、こちらが正規の駐車場になる。
24時間トイレは駅舎のほぼ中央にあり、入口には可燃物ゴミ箱が置かれている。
なおウォシュレットは多目的トイレにのみ、設置されていた。
いっぽうこちらは採石場に近いBの駐車場で、日中は普通車も利用している。
だが夜間は大型車が大半で、うまく棲み分けができているように見える。ただし、かなりの部分に傾斜があるので、車中泊に使えるのは一部しかない。
さて。
こちらは情報コーナーを兼ねた、イートイン&休憩スペースだ。
観光情報も充実しており、吉野山のみならず、明日香村をまわる際の車中泊スポットとしてもお勧めできる。
広々としたイートイン&休憩スペースにはカウンター席があり、そこにはコンセントも用意されていて、9時から17時まで無料で使える。
さらに「道の駅 吉野路大淀iセンター」では物販が盛んで、地元で採れた旬の野菜と花に加え、地酒や特産品まで、店内だけでなくロビーに売り場を広げて、所狭しと並べている。
こんなものまで売るものだから、珍しがって大阪からも買い物客がやってくるのはよくわかる(笑)。
「道の駅 吉野路黒滝」同様、ここの「串こんにゃく」も美味絶賛。
筆者は2000年にこの「道の駅 吉野路大淀iセンター」ができて以降、何度も足を運んできたが、いつも駐車場は満車に近い状況で、とにかく地元の人たちで賑わっているというのが率直な感想だ。
「道の駅 吉野路大淀iセンター」の車中泊好適度
「道の駅 吉野路大淀iセンター」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:24時間トイレの前にあり、終日利用可能。
缶・ビン・ペットボトル:自動販売機の横に設置。
なお、車中泊の旅行中に発生するゴミは「家庭ゴミ」ではない。
しかるに「家庭ゴミの持込み禁止」は地域住民に向けた正しい勧告ではあるが、車中泊の旅行中に発生するゴミは該当しない。
こう説明すれば分かりやすいと思う。
近くのスーパーで買ってきた「弁当」は、道の駅についた時点では「ゴミ」ではなく「食品」だ。
それを道の駅に駐めたクルマの中で食べると、残った容器がゴミになる。
ということは、正確には「道の駅で発生したゴミ」であって、
道の駅のスタッフが、出勤前にコンビニで買ってきた弁当を昼食に食べた後、その容器を事務所のゴミ箱に捨てるのと同じ話で、誰が食べたかは関係ない。
すなわち、「事業ゴミ」として道の駅が処分するのが筋ということになる。
明日帰る車中泊の旅行者が、それを「持ち帰り」するのは自由だが、それは「マナー」と呼ぶものではなく、あくまでも「道の駅の負担を軽減してあげるための協力」であって、基本は堂々と捨てさせてもらってかまわない。
車中泊旅行中のゴミの処分については、以下にもっと詳しい記事を記載しているので、時間があればぜひ。上に記した話が「自分勝手」かどうかは、法律に照らし合わせれば一目瞭然だ(笑)。
「道の駅 吉野路大淀iセンター」 最寄りの温泉&周辺買い物施設
かもきみの湯
道の駅から約10キロ・15分
☎0745-66-2641
大人700円
10時~23時(最終受付22時)・無休
RVパークも併設している。
コンビニ
ファミリーマートまで約2キロ。
スーパーマーケット
約3キロのところに「ライフ大淀店」がある。
「道の駅 吉野路大淀iセンター」のアクセスマップ
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