車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家がまとめた、2023年11月現在の宮津の道の駅から歩いて行ける、魚が美味しいと評判の食事処「富田屋」の食レポです。
シニア世代で大阪在住の「クルマ旅のプロ」がお届けする、車中泊グルメガイド
アウトドアを愛する「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、25年以上かけて味わってきた、全国各地のソウルフードの、素材・レシピ・老舗・行列店等を紹介しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
~ここから本編が始まります。~
魚が安くておいしい宮津の富田屋は、定食がお勧め!
「冨田屋」DATA
大衆海の幸料理 とんだ屋本店
〒626-0041
京都府宮津市字鶴賀2066-56
☎0772-22-0015
11時~10時
月曜定休
富田屋の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2016.11.05
2023.11.04
※「富田屋」での現地調査は2023年11月が最新です。
富田屋
「富田屋」のロケーション
「富田屋」は、日本三景に名を連ねる「天橋立」で有名な、宮津のJR駅前にある食事処で、「食べログ」でも”魚がうまくて安い店”と高い評価を受けている。
駅前という好立地にあるためアクセスが良く、公共交通機関を利用する旅人の姿も多いのだが、ここはクルマで旅をする人間にとっても都合がいい。
写真は2015年11月にオープンした「道の駅 海の京都 宮津」。
丹後半島の付け根を通る国道178号沿いにあり、車中泊の旅人には丹後の車中泊スポットとしてよく知られた存在だが、この道の駅から「冨田屋」は約800メートル・徒歩でも10分足らずで行くことができる。
そうなると、飲める旅人は「夜に丹後のうまい魚で一献」という気になるわけだが、「冨田屋」はそういう使い方にはあまり向いていないように思う。
魚はおいしいが、接客とお酒にはガッカリ。
筆者は昼に一度、夜にも一度「冨田屋」の暖簾をくぐっているが、ここは昼に定食を食べに行くのがお勧めだ。
筆者がオーダーしたのは刺身定食。
ハマチ、サワラのタタキ、カンパチ、見えていないがその下に湯引きの鯛と茹でダコ、そしてコリコリのさざえが入って、6種盛りで1100円。
そりゃ~、みんなが行くわけだ!
というわけで味をしめた筆者は2023年の11月に、今度は夜に来訪した。
この時も刺し身はおいしかったのだが、
最初はメニューの見方がよく分からず、なかなか注文できずにいるとあらかさまにイラつかれ、質問するたびに嫌な顔をされたり、そっけない返事を繰り返されるものだから、さすがに最後はカチンと来た。
「刺し身・揚げもの・焼き物・煮付け・酢の物」と最初から書けば誰も迷わないし、それを縦に並べるのなら、見やすいように線くらいは引けよ。
それに品切れは字を薄くするのではなく、横線で消すくらいの手間は当たり前だ。
そうしてないから、初めてのお客は分からずに聞くわけで、「聞くほうが悪い」みたいな態度ってのは本末転倒。
帰宅後調べてみると、
「冨田屋」の接客については、「食べログ」よりも「じゃらん」の口コミでかなり酷評されていて、おそらく彼らと同じおばちゃんの被害にあった筆者夫婦も、「まさにその通り!」と云わざるを得ない対応ぶりだった。
さらに驚いたのがお酒のメニューで、なんと地酒と冷酒の2種類しかない(笑)。
要は、富田屋は「夜に丹後の旨い魚で一献」という類の店ではなく、まさに看板通りの「大衆食堂」ということ。
ただ味はいいので、ひとりふたりの少人数なら、定食を食べるのが「冨田屋」の”由緒正しき利用法”だ。
なぜなら、定食にメニューボードは必要ないので、愛想の悪いおばちゃんと口をきくこともない(笑)。
だから前回は気づかなかったのだが、今回それが分かっただけでも良かった。
刺し身は道の駅の隣にあるスーパーでも十分美味しく、クルマの中で旨い酒を飲んで寛ぐ方が、「冨田屋」でやるより筆者にはずっと性に合う(笑)。
なお最後に、語弊のないよう加えておくと
愛想の悪いおばちゃんはひとりだけで、他のおばちゃんはむしろいいくらい。
注文を聞いてくれるおばちゃんは3人ほどいるので、ハズレくじに当たらないよう武運を祈る(大笑)。
冨田屋のアクセスマップ
前に10台ほど駐められる無料駐車場があるので、クルマでも行くことも可能だ。
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