中標津にあるモアン山の「牛」文字

京都に住んでいたことのある筆者は、初めてこの牛文字を見た時、当然のように「五山送り火」の大文字を思い出していた。「ほほう、さすがは牧場だらけの中標津。夏は牛の字を燃やすのか… だが、事実は違っていた(笑)。

実はこの牛文字は、地元の農家・酪農ヘルパー・修理屋・運転手・JA職員などで組織する『五郎’S会』のメンバーが提案したものだという。『五郎’S会』とは、ドラマ「北の国から」の主人公、黒板五郎の生き様をこよなく愛する人たちの集まりらしい。本当かどうかのウラは取っていないが、それはそれで面白い(笑)。

聞くところでは、モアン山に牛を描いた当時は、牛乳の消費低迷が取り沙汰され、消費拡大のために「牛乳」という文字も提案されたそうだが、いろいろあって(笑)、現在は「牛」一文字で定着しているとのこと。

一方では「大事な景観資源を損なっている」という声もあるらしいが、北海道中の主だった景勝地を知る筆者は、無いより在ることに断然賛成だ。 

この「牛文字」を見た人の脳裏に、中標津という町の名前が刻まれ、そこから「養老牛温泉」「開陽台」「神の子池」などを思い出してくれることになれば、それはもう見事な芸術作品、そう十分にアートの使命を果たしている(笑)。

田舎にありがちな、ワケのわからない銅像を町長の名前入りで建てるよりも、ずっとずっとずっと素晴らしい。

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