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ビールによく合う北海道の夏の肴は、「北海しまえび」!

珍味・銘菓・特産品
「正真正銘のプロ」がお届けする車中泊旅行ガイド
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊ならではの旅」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。
クルマ旅専門家・稲垣朝則の主な著書
車中泊の第一人者と呼ばれる稲垣朝則が、これまで執筆してきた書籍・雑誌と出演したTV番組等の紹介です。

うまいのは、ナマではなく塩ゆで

北海しまえびは、北海道の夏に旬を迎える海鮮素材で、産地の道東では毛ガニと並ぶ人気を誇る。

ただ鮮度が落ちやすく、漁獲されたほぼ全量が一度塩ゆでされ冷凍で出荷されるようだ。茹でると縞模様を残したまま、鮮やかな赤色に変わる。

北海シマエビは内湾の海岸部にあるアマモやスガモの藻場に生息しており、特徴的なしま模様は、アマモの茂みに紛れる保護色となる。

主たる産地は北海道東部で、特にオホーツク海沿岸の能取湖、サロマ湖、太平洋沿岸の野付湾での生産量が多い。

北海道遺産に登録されている野付湾の打瀬舟。

写真は野付湾で今も行われている、動力を用いない打瀬舟による漁法で、その風景は初夏の風物詩として北海道遺産にも認定されている。

さて、問題はそのお値段だ。

だいたい100グラム1000円程度が「定価」。もちろんその年の収穫量によって変動するが、通販では4000円も珍しくなくなっている。

北海しまえび・特大Lサイズ500g
かに海鮮 グルメ北海道 釧路港市場

写真はサロマ湖に近い「常呂漁協直売所」で手に入れた北海しまえび。グラム数は少ないが、地物を半額近い値段で入手できる穴場のお店だ。

また夏はスーパーマーケットでも茹でた北海シマエビを置いていることがあり、時にはロシア産で数百円のパックも見つかる。

北海道では毛ガニでもメロンでも、ツアーでやってくる観光客とは違う購買ルートで探すことが大事。運が良ければどれも1000円以下で極上の珍味にありつける。秘訣は地元の人が通う店を訪ねることだ。
Re 北海道 (昭文社ムック)
昭文社 旅行ガイドブック 編集部
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