北海道に20回以上の車中泊旅行を重ねてきた、車中泊旅行歴25年のクルマ旅専門家が、2023年8月現在の「道の駅 自然体験しむかっぷ」の車中泊情報をご紹介。
この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「道の駅 自然体験しむかっぷ」は、道東自動車道・占冠ICのすぐ近くにあり、雲海テラスで有名な「星野リゾート トマム」まで約26キロ・30分
「道の駅 自然体験しむかっぷ」 DATA
道の駅 自然体験しむかっぷ
〒079-2201
北海道勇払郡占冠村字中央
☎0167-39-8010
営業時間
9時~18時
年末年始(12/31~1/2) 休館
「道の駅 自然体験しむかっぷ」の登録日
※これを知ることで、施設の古さやリニューアルの有無などがわかります。
登録回/第16回
登録日/2000年8月18日
「道の駅 自然体験しむかっぷ」の筆者の歴訪記録
※記録が残る2008年以降の取材日と訪問回数をご紹介。
2012.08.01
2020.07.24
2022.08.07
※「道の駅 自然体験しむかっぷ」での現地調査は2022年8月が最終で、この記事は友人知人から得た情報及び、ネット上で確認できた情報を加筆し、2023年8月に更新しています。
道の駅 自然体験しむかっぷ【目次】
「道の駅 自然体験しむかっぷ」のロケーション
道東自動車道「占冠(しむかっぷ)IC」のすぐ近くに位置する「道の駅 自然体験しむかっぷ」は、空港のある千歳方面、あるいは帯広方面から富良野を目指す人にとって都合のいい場所にある。
それもあって、ここでの車中泊を目論んで来るのは、道内に住む人たちが多く、いずれにしても大半は、星野リゾート トマムの「雲海テラス」がお目当てのようだ。

出典:星野リゾート
気になる星野リゾート トマムの「雲海テラス」の料金は、大人 1900円。
それにしても、宣伝がお上手(笑)。
この写真を1枚見ただけで、ソソられる気持ちはよく分かるが、なんせ相手は自然なので100%湧いてくれるとは限らない。
しかも見られるのは早朝の5時から8時だ。
詳細はこちらの公式サイトで確認を。
ただ、筆者は行ったことはない。
理由は”高所恐怖症”なのと(笑)、北海道には真夏でも、ゼロ円で圧巻の雲海が見られるところが他にある。
筆者はまだ、北海道の自然は見せてもらうものではなく、自分で見に行くものだと思っている。

そうなると、「道の駅 自然体験しむかっぷ」で車中泊をする理由が他にあるのか?
筆者には、それが思いつかない。
少なくとも「旅の宿」としての評価は、近隣の2つの道の駅のほうが上だと思う。

「道の駅 自然体験しむかっぷ」の施設
こちらが「道の駅 自然体験しむかっぷ」のレイアウト図。
24時間トイレのある、イラストにDと書かれた「農村公園駐車場」は、フラットで車中泊に支障はなく、トイレはウォシュレットになっている。
こちらがイラストBの駐車場。
幹線道路から離れているぶん静かだと思うが、24時間トイレも遠くなる。
これがイラストにAの道の駅と書かれた建物で、中に売店と食事処がある。
「道の駅 自然体験しむかっぷ」の売店は、前にピアノが置かれていたり、
クラフト雑貨が並んでいたりして、他とは少し雰囲気が違う。
飲食店は近くにある「道の駅 樹海ロード日高」と同じで、直営のレストランではなく、小さな店舗が軒を連ねている。
筆者は食べていないのだが、占冠は蕎麦の名産地で知られる新得の隣町なので、ここはちょっと気になった。
総括すると、「道の駅 自然体験しむかっぷ」はそこそこ便利ではあるけれど、冒頭で書いたように、深夜も明け方も出入りが多く、落ち着ける感じはしない。
「道の駅 自然体験しむかっぷ」の車中泊好適度
「道の駅 自然体験しむかっぷ」のゴミに対する対応
可燃ゴミ:なし
缶・ビン・ペットボトル:なし
「道の駅 自然体験しむかっぷ」の最寄りの温泉&周辺買い物施設
湯の沢温泉 四季の森
※約9キロ・クルマで10分
☎0167-56-2311
おとな550円
11時~20時30分 (受付最終20時)
※火曜日は温泉入替のため16時から営業
不定休
コンビニ
ハマナスクラブまで約150メートル。
スーパーマーケット
「占冠スーパーYOKOKAWA本店」まで約300メートル。
「道の駅 自然体験しむかっぷ」のアクセスマップ
車中泊で行く富良野と美瑛


日本全国 車中泊旅行ガイド
クルマ旅のための車中泊入門サイト
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