この記事は、車中泊関連の書籍を10冊以上執筆し、1000泊を超える車中泊を重ねてきた「クルマ旅専門家・稲垣朝則」が、現地取材を元に「車中泊旅行における宿泊場所としての好適性」という観点から作成しています。
※ただし取材から時間が経過し、当時と状況が異なる場合がありますことをご容赦ください。

「道の駅 びふか」は温泉とパークゴルフ場、さらに車中泊旅行者に人気のオートキャンプ場を併設している、リゾート型の道の駅
道の駅 びふか【目次】
「道の駅 びふか」のロケーション
「道の駅 びふか」は、道北内陸部の観光スポット「朱鞠内湖」から約45キロ・1時間、また旭川と稚内の中間にある大きな町「名寄」からは、約30キロ・40分のところにある、国道40号沿いの道の駅。
国道40号は旭川と稚内を結ぶ最短経路で、道東の層雲峡や紋別、さらには札幌・函館にも通じる北海道の高速道路網と連動しており、トラックの通行量も多い。
そのため沿線には幾つかの道の駅があるが、「道の駅 びふか」は食事と日帰りで利用できる温泉施設を併設していることから、車中泊に適している。

「道の駅 びふか」の施設
「道の駅 びふか」の駐車場は、大きく2ヶ所に分かれており、こちらが売店とトイレがあるメインの駐車場になる。
路面はフラットで特に車中泊に支障はないが、大型車用のレーンがあって国道からも近いため、ある程度の騒音を覚悟する必要がありそうだ。
いっぽうこちらは、温泉とキャンプ場への導入路を挟んだところにある、云ってみれば第2駐車場のようなところだ。
普通に使うには不便そうだが、いかにも旅慣れていそうなキャンピングカーが、日中から停まっているところを見ると、車中泊をするならこちらのほうが静かでいいのかもしれない。
売店の中は、今どきの道の駅では見られない、子供のおもちゃや雑貨類がゴチャゴチャと並ぶ、昔のドライブインさながらの様相(笑)。まさに「なんじゃこりゃ~」の世界だった。
そんな中で目立っていたのは、揚げ物のテイクアウトコーナー。
野菜もあるが品数は少ない。キャンパーが多いので、夏は品揃えさえしっかりすれば、そこそこ売れると思うのだが。
ありがたいことに、「道の駅 びふか」には可燃物用のゴミ箱が置かれている。

またトイレの外観は古いが、ちゃんとウォシュレットが設置されている。
「道の駅 びふか」車中泊好適度チェック!
「道の駅 びふか」最寄りの温泉&周辺買い物施設
キャンプ場の向かいに建つ「びふか温泉」。
大人450円
11時~21時
毎週月曜日は浴室清掃のため17時から営業
露天風呂はないが、銭湯より安いのは嬉しい話だ。しかも回数券まで用意している。もちろん宿泊施設なので食事もできる。
生鮮食品が買える店は、美深駅の近くにラルズマートがあるが、写真の美深スーパー(☎01656-2-1737)のほうが大きい。
ただ今は名寄にイオンができたので、20キロほど離れたそちらまで出向く人も多いようだ。
「道の駅 びふか」アクセスマップ
名寄・ライン 車中泊旅行ガイド
名寄ラインの主な道の駅
道北 車中泊旅行ガイド



